『ムーンライト』を監督したバリー・ジェンキンスと、『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーであるジョーダン・ホロウィッツは、“親睦会”を楽しんだようだ。今年2月に開催されたアカデミー賞授賞式で、最優秀作品賞は『ラ・ラ・ランド』であると誤って発表され、『ムーンライト』が正式に受賞している。Entertainment Weeklyが伝えている。
ジェンキンスは自身のツイッターで「ホロウィッツと親睦会。フードイベントにて」と写真とともに投稿。ホロウィッツが話している横で大笑いしているジェンキンスの様子が伺える。さらに、「僕らが話している内容を当ててみて」と書いている。
↓バリー・ジェンキンスが投稿したツイート
Family reunion with @jehorowitz at @infatuation's #EEEEEATSCON foodfest. Take a guess at the story we're telling here ?(pic by @JNSilva_ pic.twitter.com/7cKkTjqaSl
— Barry Jenkins (@BandryBarry) 2017年5月20日
ホロウィッツはツイッターでジェンキンスの写真を共有し、「ジェンキンスとの楽しい時間」と投稿している。
この写真はハリウッドにある“chi SPACCA”という店で撮られたものだそうで、このディナーは、フードイベントを主催したレストラン情報サイトと提携したアメリカン・エクスプレスのプレミアゴールドカードによって開催された。
2月のアカデミー賞授賞式では、封筒の渡し間違いにより、フェイ・ダナウェイが最優秀作品賞は『ラ・ラ・ランド』であると誤って発表した。『ラ・ラ・ランド』のプロデューサーであるホロウィッツの受賞スピーチ中に発覚し、式は混乱に陥ったが、ホロウィッツは発表の間違いを訂正し、『ムーンライト』が正式に受賞した。
「何が起きたのかわからない。何が起きたのか知りたくもないよ。台無しになってしまったんだ。カードに『ムーンライト』と書かれていたのを見たから、誤りを訂正する必要があったんだ」と、ホロウィッツは授賞式直後に語った。「『ムーンライト』のスタッフのみんなが受賞して嬉しいよ。彼らが大好きだからね。彼らとは数か月にわたって一緒に多くの時間を過ごしてきたんだ」
別のインタビューでは、ジェンキンスはオスカー史上最も衝撃的な出来事に対するホロウィッツの行動を称賛した。「この出来事は人々の心に残るだろう。きっと美しくね」と、ジェンキンスは語っている。「一つだけわかっていることがあるんだ。それは、ジョーダン・ホロウィッツを絶対に忘れることはないということだ。忘れたくないんだ」