MC:では、中条さん、いよいよ『覆面系ノイズ』が25日に公開になりますけれども、主人公のニノを演じられましたが、お隣の志尊さん演じるユズ、小関さん演じるモモ、タイプが違う2人の男性との三角関係、切ない恋になりますけれども、おふたりと共演されていかがでしたか?
中条:志尊くんは現場でも頼れるお兄さん的な存在の人で、私が役作りや歌で「どうしよう、どうしよう」と言っていたんですけど、そのときに「そのままで大丈夫だよ。楽しめればいいから」って、自分でもいっぱいいっぱいなはずなんですけど、みんなの様子を一人一人見守っているという素敵なお兄さんのようでした。
志尊:みんな、ちゃんと聞いてたか?!今の!
(会場大歓声)
MC:一方、小関さんはいかがでしたか?
中条:小関くんは以前から知っていて、(私が雑誌の)「Seventeen(セブンティーン)」をもともとやっていて。
小関:そのときに会ったよね?
中条:(笑)。読んでくれていましたか?
生徒:大好きー!
中条:ありがとう!ありがとうございます(笑)。その頃から(小関くんを)知っていて、“学園祭”(というイベント)で会っていたりしたので、会うとほっとする人でした。あまり一緒のシーンがあったわけではなく、いきなりシャットアウトされるというシーンだったんですけど、落ち着いて安心して演技に集中できたので、顔見知りで良かったなぁと思いました。
MC:志尊さんが演じるのは、ニノの声に惚れこんで曲を生み出すユズですけれども、ギターに初挑戦されています。この年代の皆さんもいろいろなことに初挑戦している方も多いと思うのですが、今回のギターの初挑戦はいかがでした?
志尊:僕は家族とか身内の関係でギターをやっている人が多かったんですけど、新しいことに挑戦するとなると、自分のなかで“やらず嫌い”じゃないですけど、ギターをやるときに「やってもできないだろう」というのがすごくあったんですね。でも、教えてくれる方も本当に優しかったし、ユズという役を演じるにあたってギターが弾けないと説得力がないなぁと思ってとにかく一生懸命練習をしましたね。
MC:(生徒たちからは)「かわいい!」しか聞こえてこないですけど(笑)、ギターの成果は本編でぜひ観ていただきたいですね。
志尊:オープニングでもギターを弾いたりしているので、楽しんでいただければと思います。
MC:そして小関さんはニノに思いを寄せるモモを演じられましたけど、高校生でありながらすでに大物プロデューサー。その役どころは非常にカリスマ性がありましたけども、どのような思いで演じられましたか?
小関:なかなかいないですよね!天才クリエイター、でも高校生。幼さもありながら大人っぽさもあるという部分に関しては、いろいろと考えを巡らせながらやりましたけど、今回ベースに初挑戦して、クールな役も初挑戦だったので、初挑戦が多い映画だなぁと思います。
MC:そして、中条さんは一度聴いたら忘れることができないような歌声を持つ少女を演じていらっしゃっている。映画本編でもびっくりするようなすごい声!忘れられないような声で素晴らしい歌を歌っていらっしゃいます。
中条:いぇーい!!
(会場大歓声)
MC:改めて歌に初挑戦されていかがでしたか?
中条:歌は苦手なジャンルだったというか、歌と踊りの役だけは本当にやりたくないと前から言っていたので(笑)。でも、19歳のうちに両方やることになって、修行みたいな1年でした。歌は演技にも役に立って、声を張ると強く見えたり、高くすると優しく見えたり、声だけで印象が変わるっていうのもボイストレーニングをしながら教えてもらったのでとてもいい勉強になったし、ニノちゃんを演じたことによって歌うことがすごく好きになりました。
MC:ぜひ皆さん劇場で観ていただきたいと思います。