映画『スター・ウォーズ』シリーズの新たな3部作が製作されることがわかった。新シリーズは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の監督であるライアン・ジョンソンによって製作が開始される。The Hollywood Reporterが伝えている。
今回の決定は、製作会社のルーカスフィルムが発表し、ジョンソンは新シリーズの1作目の監督と脚本を務める。また、ジョンソンの長年の共同プロデューサーであるラム・バーグマンがプロジェクトに参加する。
ルーカスフィルムの代表であるキャスリーン・ケネディは、「私たちはみな、『最後のジェダイ』でライアンとともに仕事ができたことを嬉しく思っています。彼にはクリエイティブな力があり、『最後のジェダイ』の製作開始から完成までを見守っていたことは、私のキャリアで最高の喜びの一つでした。ライアンは新たな3部作という空白のキャンバスに素晴らしいものを描くでしょう」とコメントしている。
新シリーズは、これまでのスカイウォーカーを中心としたストーリーとは異なるものとなり、ルーカスフィルムは、「ジョンソンは、『スター・ウォーズ』がこれまで開拓しなかった銀河の片隅にいる新キャラクターを登場させる予定です」と述べている。
新シリーズの製作決定の報道後、ジョンソンは自身のツイッターで、「もちろん、みんなが『最後のジェダイ』を気に入ってくれることを願っている。でも、今はみんなが“本当に”『最後のジェダイ』を気に入ってほしいと思っているよ」と投稿し、期待に胸を膨らませている。
Obviously I hope you like The Last Jedi. But man now I REALLY hope you like The Last Jedi.
— Rian Johnson (@rianjohnson) 2017年11月9日
『スター・ウォーズ』シリーズの製作を手掛けるディズニーも自信を見せている。ディズニーのCEOであるボブ・アイガーは、今回の新シリーズの映画製作に加え、実写版のTVシリーズ化も視野に入れていると述べている。TVシリーズは、2019年からスタート予定のディズニーのストリーミングサービスで配信される予定だ。
公開が決定している『スター・ウォーズ』シリーズは、ハン・ソロの青年時代を描くスピンオフ映画『ソロ:ア・スター・ウォーズ・ストーリー』(原題)が2018年5月25日に全米公開予定のほか、J.J.エイブラムス監督による映画『スター・ウォーズ:エピソード9』(原題)が2019年12月20日に全米で公開される予定だ。
最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』は12月15日に日本で公開予定だ。