第22回放送映画批評家協会賞のノミネーション・リストが発表され、現代のLAが舞台のロマンティック・ミュージカル『ラ・ラ・ランド』が最多となる12部門でノミネートされた。The Hollywood Reporterほか米メディアが伝えている。
『ラ・ラ・ランド』は12部門にノミネートされ、主なところでは作品賞のほかに、ライアン・ゴズリングが主演男優賞、エマ・ストーンが主演女優賞、そしてデイミアン・チャゼルが監督賞と脚本賞に選出された。
SF映画『メッセージ』と、大人への旅を描いたドラマ『Moonlight』（原題）が跡を追い、それぞれ作品賞と監督賞を含む10部門にノミネートされた。ほかでは、『Manchester by the Sea』（原題）が8部門、『Hacksaw Ridge』（原題）が7部門、『ドクター・ストレンジ』、『Fences』（原題）、『Hell or High Water』（原題）、『ジャッキー／ファーストレディ 最後の使命』、『Lion』（原題）がそれに続く6部門で候補となった。
放送映画批評家協会賞は、アメリカとカナダでTV、ラジオ、インターネットの分野で活躍する300人以上の批評家によって選出される。今年の授賞式は、12月11日（現地時間）にLAのサンタモニカで行なわれる。
以下は主なノミネーション。
▼作品賞
『メッセージ』
『Fences』（原題）
『Hacksaw Ridge』（原題）
『Hell or High Water』（原題）
『ラ・ラ・ランド』
『Lion』（原題）
『Loving』（原題）
『Manchester by the Sea』（原題）
『Moonlight』（原題）
『ハドソン川の奇跡』
▼監督賞
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
メル･ギブソン『Hacksaw Ridge』
バリー・ジェンキンス『Moonlight』
ケネス・ロナーガン『Manchester by the Sea』
デヴィッド・マッケンジー『Hell or High Water』
ドゥニ・ヴィルヌーヴ『メッセージ』
デンゼル・ワシントン『Fences』
▼主演男優賞
ケイシー・アフレック『Manchester by the Sea』
ジョエル・エドガートン『Loving』
アンドリュー・ガーフィールド『Hacksaw Ridge』
ライアン・ゴズリング『ラ・ラ・ランド』
トム・ハンクス『ハドソン川の奇跡』
デンゼル・ワシントン『Fences』
▼主演女優賞
エイミー・アダムス『メッセージ』
アネット・ベニング『20th Century Women』（原題）
イザベル・ユペール『Elle』（原題）
ルース・ネッガ『Loving』
ナタリー・ポートマン『ジャッキー／ファーストレディ 最後の使命』
エマ・ストーン『ラ・ラ・ランド』
▼助演男優賞
マハーシャラ・アリ『Moonlight』
ジェフ・ブリッジス『Hell or High Water』
ベン・フォスター『Hell or High Water』
ルーカス・ヘッジズ『Manchester by the Sea』
デーヴ・パテール『Lion』
マイケル・シャノン–『Nocturnal Animals』（原題）
▼助演女優賞
ヴィオラ・デイヴィス『Fences』
グレタ・ガーウィグ『20th Century Women』
ナオミ・ハリス『Moonlight』
ニコール・キッドマン『Lion』
ジャネール・モネイ『Hidden Figures』
ミシェル・ウィリアムズ『Manchester by the Sea』
▼脚本賞
デイミアン・チャゼル『ラ・ラ・ランド』
バリー・ジェンキンス『Moonlight』
ヨルゴン・ランティモス、エフティミス・フィリップ『ロブスター』
ケネス・ロナーガン『Manchester by the Sea』
ジェフ・ニコルズ『Loving』
テイラー・シェリダン『Hell or High Water』
▼脚色賞
ルーク・デイビーズ『Lion』
トム・フォード『Nocturnal Animals』
エリック・ハイセラー『メッセージ』
トッド・コマーニキ–『ハドソン川の奇跡』
アリソン・シュレーダー、テオドール・メルフィ『Hidden Figures』
オーガスト・ウィルソン『Fences』
▼アニメーション映画賞
『ファインディング・ドリー』
『Kubo and the Two Strings』（原題）
『モアナと伝説の海』
『レッドタートル ある島の物語』
『Trolls』（原題）
『ズートピア』
