オルタナバンド、ペイヴメントの伝説のドラマーを追ったドキュメンタリー『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』6月公開!

全世代の音楽ファンのハートを今もなお掴み続ける唯一無二のオルタナバンド、ペイヴメント。その伝説のオリジナルドラマー、ギャリー・ヤングの半生とバンドを追ったドキュメンタリー『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』が、6月15日より公開されることが決定した。併せて、ポスタービジュアルが披露された。

ニルヴァーナやソニックユースと共に90年代を代表するインディー/オルタナ・ロックバンドと称され、今日も新規のファンを獲得し続けているペイヴメント。ゆるく荒削りでキャッチーなそのローファイサウンドは、伝説の「おやじ」ことギャリー・ヤング抜きには生まれなかった。

ヒッピー世代のドラマーで他のメンバーより一回り年上、「LSDなら375回やってる」と豪語し、ライブ前には並ぶファンに野菜をプレゼント。出番がない曲では逆立ちを披露するなど、その予測不能な行動はメンバーを時に悩ませながら、幾つもの伝説のステージを生み出した。

90年代当時の空気が詰まったライブ映像や充実のメンバーインタビューと共に語られる、これは知られざるギャリー・ヤングとペイヴメント黎明期の物語。

『ラウダー・ザン・ユー・シンク ギャリー・ヤングとペイヴメントの物語』
2024年6月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開
監督:ジェド・I・ローゼンバーグ
出演:ギャリー・ヤング スティーヴン・マルクマス スコット・カンバーグ ボブ・ナスタノビッチ マーク・イボルド ジェリ・バーンスタイン ケリー・フォーレイ
配給:ダゲレオ出版

【作品概要】 幼馴染のスティーヴン・マルクマスとスコット・カンバーグは大学卒業後、2人で音楽を作ろうと決心。地元ストックトンで安いと噂のレコーディング・スタジオ、その名も「Louder Than You Think(ラウダー・ザン・ユー・シンク)」を訪れる。マリファナの匂いが立ち込める怪しげな部屋の中佇んでいたのは、界隈では名の知れたおじさんドラマー、ギャリー・ヤングだった。スタジオでギターをかき鳴らす若者2人にギャリーは尋ねる。「それじゃただのノイズだ。俺がドラムを叩こうか?」。プログレ上がりで腕は確かなギャリーのドラムが加わり、ペイヴメントは独自のローファイサウンドを確立。1992年には伝説のファーストアルバム『スランテッド・アンド・エンチャンテッド』をリリースし、「次のニルヴァーナ」とも称され90年代ロックシーンを熱狂させる。しかしその一方、酒とドラッグに溺れるギャリーは次第に制御不能になっていくのだった。