【全起こし】吉高由里子が松山ケンイチのお尻を語る「一番、狂気的なお尻、見たこともない凶暴さだった」 映画『ユリゴコロ』レッドカーペット&完成披露試写会 全文掲載!

MC:そして清原さんは、吉高さん演じる美紗子の中学生時代の役なんですけど、シーンとしてはお一人?

清原:いや違います。

松山:でも内緒です。

清原:やばい…。

松山:掘らないでくださいよ―!!!(会場爆笑)

MC:そうでしたね。

松山:(ネタバレ)危ないですよ。

MC:結構いろいろなところに罠が。

清原:今、私に罠かけましたよね?

松山:かかっちゃってるよー。

清原:すみません(笑)。失礼いたしました(汗)。

MC:撮影としては吉高さんの中学時代ということでしたがいかがでしたか?

清原:登場は少なかったんですけど、幼少期の美紗子から大人の美紗子へと狂気的な感覚を、観ている方にも『この子は小さい頃から、こういう子なんだな』っていうことがわかってもらえるように頑張って演じたので、そこを観ていただきたいです。

MC:木村さんは先ほど素晴らしい感想をおっしゃっていただいて、皆さん『なるほど』って思ったと思うんですが、改めてこの映画を紹介されるときにどのように説明しますか?

木村:原作を読まれた方も同じ体感ができるというか、原作を読んだ時も私もざわざわして、終わるまでざわざわしてたんですけど、映画もざわざわし続ける。何かかき乱されて、それこそもっていかれる、なんだかわからない苦しみ、なんだかわからない気持ち悪い、共感してないのに寄り添ってしまうっていう今までにない体感が得られるミステリーですね。もちろん愛の映画でもあるし、恋愛の映画でもあるし、色々な問題を抱えている人たちの映画でもあるんですが、もっと深いところでどんな苦しみがうごめいていて、それぞれの中で落としどころが見つかるんじゃないかなっていう映画ですね。説明できないですよ、この映画。ネタバレになっちゃうので。

MC:松山さん、映画をご覧になって印象に残っていること、どのような感想を持ちましたか?

松山:本当はこういうことを言うのはあれなんですけど、聞いたらすぐ忘れてほしいんですけど、由里子ちゃんと僕、裸になるシーンがあるんですね。撮影の時にどこから撮られてもいいように、準備万端で、お尻も出してやってたんですね。出来上がった作品を観たら、巧妙にお尻が隠されているんです。なんで?ファンデーションまで塗ったのに、なんで?(会場爆笑)聞いたんですよ。そしたら「レーティングに引っかかる」って。いやいやいや、ちょっと待ってよ。本当に危ないものは、いっぱい出てるでしょ!(もっと)狂気的な(ものが)!ワイのお尻は、それ超えちゃったの!? それよりマズイ!? みつ子ちゃんのシーンなんか結構やばいの出てくるでしょ? 僕のお尻より狂気を放ってるもんがね。ちょっとびっくりしましたね。

吉高:狂気的なお尻だった(笑)。

松山:だったんでしょうね。一番まずいやつです。

吉高:一番、狂気的なお尻、見たこともない凶暴さだったかも。

松山:かもしれませんね。ハイ、忘れてください(笑)。

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