MC：続いて美紗子の中学生時代を演じました清原果耶さんおねがいします。

清原：美紗子の中学生時代を演じました清原果耶です。今日はお越しくださってありがとうございます。この作品はすごい観終わった後に“生きている”って感覚があったり、愛情だったりがクセになるような感覚を持つ作品だと思いました。観終わった後に皆さんにリラックスしてほしいなって思います。体力的にも。なんていうんだろ。すごいワシッと掴まれる何かがあるんです。（会場爆笑）なので観終わった後にリラックスしていただいて、いろいろな人に勧めていただいたらと思います。今日はよろしくお願いいたします。

MC：続きまして清野さん演じる千絵の元同僚、細谷を演じました木村多江さんお願いします。

木村：皆様、お忙しい中、この暑い日にお集まりいただきありがとうございます。この映画は本当にいい映画でした。観終わった後に一瞬喋れなくなるような、それくらい隙もなく、映像もきれいで、愛を知らない苦しみと愛を知った苦しみが入っていて本当に胸がいっぱいになるような映画でした。ぜひ周りの方々に観終わったら感想などを伝えていただいて、そして二度三度と、いろいろ罠が仕掛けられているので、あとから全部の話を知った後に、もう一回観ると『こういうことしてたんだ！？』っていうのが出ててくるので、何回でも観ていただいて、皆さんに伝えてください。今日はよろしくお願いします。

MC：そして美紗子と運命的な出会いをする洋介を演じた松山ケンイチさんお願いします。

松山：皆さん今日は来ていただいてありがとうございます。今回は特になんですけど上映前の舞台挨拶で何を話すかってすごい難しいんですよ。ストーリー的にはなんかいろいろ言えないこともあるんで、僕もありきたりのことを言おうと思っていたんですけど、この作品は切れ味の鋭いナイフのような作品になっていて、もちろん皆さんの演技でそういう風にさせている部分もありますし、音もすごいこだわりを感じるんですよね。なので、「う～！観られない！」っていうようなところも出てくると思いますので、覚悟して観ていただきたいなと思います。作品としては、間違いなく面白いっていうか、熊澤尚人監督の最高の作品だと思っているので、たくさんの人に広めていただければと思っています。

MC：そして熊澤尚人監督お願いいたします。

熊澤：監督の熊澤です。今日は完成披露に来ていただいてありがとうございます。今、松山君から最高の作品だといわれてすごく嬉しく思っています。自分でもここにいる素晴らしい俳優陣のおかげで、いい映画ができたと自負しております。大変ハラハラドキドキするサスペンス的な映画でもありますし、大きなミステリーをはらんでいる作品でもありますので、なかなか説明が難しくできないんですが、映画を観終わると本当にいろいろな複雑な思いを感じると思います。観終わった後、友達と喫茶店で話し合ったり、飲みに行ったり。映画のことを話すのが楽しい深い映画になっていると思います。『観てられない！』って目をつぶってしまってもいいので、それでもちゃんと楽しく観られますので、次のシーンついていけますので、楽しんで観ていただけたらいいなと思います。よろしくお願いします。