【全起こし】吉高由里子が松山ケンイチのお尻を語る「一番、狂気的なお尻、見たこともない凶暴さだった」 映画『ユリゴコロ』レッドカーペット&完成披露試写会 全文掲載!

MC:大変お待たせしました。映画『ユリゴコロ』監督キャストの皆さんの登場です。吉高由里子さん、松坂桃李さん、佐津川愛美さん、清野菜名さん、清原果耶さん、木村多江さん、松山ケンイチさん、そして熊澤尚人監督です。盛大な拍手をお送りください。いよいよこちらにお座りの方々が、お客様で初めてご覧になる方々です。皆様から会場の皆様に一言お願いします。まずは本作の主人公、人を殺めることで自分の心が満たされる女性、美紗子を演じました吉高由里子さんお願いします。

吉高:皆さん、こんにちは。吉高由里子です。今日が本当に関係者以外の方で初めてご覧になるということでドキドキとワクワクが入り混じりますけど、観終わった後、感想とか聞きたかったなー。始まる前じゃなくて後が良かったな。クスッとするところが1つもない映画です。観終わったあと、魂抜かれていると思います。感想をどこかで聞かせて下さい。今日はよろしくお願いします。

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MC:タイトルの『ユリゴコロ』、気になっている方もいると思うんですが、心のよりどころという意味も表す言葉なんですけど、吉高さんの役どころでこの言葉の重要な意味を持っていますが、吉高さんにとって心のよりどころ“ユリゴコロ”は何でしょうか?

吉高:凄い大きい劇場で、こうやって観に来てくださる方たちを目の前にすると、「あ、なんかこの映画やって良かった」っていうか。こうやって観ていただける人たちがいるっていうことが、私の今の(心の)よりどころだなっていう風に思っています。だから、何回も観に来てください。これ300館以上だから、焦ってるの。こっちも(笑)。人を呼んで、観に行ってください(笑)。

MC:続きまして偶然実家で殺人者の手記が書かれているノートを見つける亮介を演じる、松坂桃李さんお願いいたします。

松坂:ありがとうございます。吉高さんが魂抜かれるって言ってましたけど、確かにそうだと思います。でも、きっと何か残る作品だと僕は思っているので楽しみにしていてください。今日はよろしくお願いします。

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MC:続きまして吉高さん演じた美紗子の友人みつ子を演じました、佐津川愛美さんお願いいたします。

佐津川:みつ子を演じました佐津川愛美です。今日はありがとうございます。数日前に観させていただいた時に心が…。なんて表現すればいいかわからないけど、すごく難しい気持ちになったんですけど、たぶん自分が出演していなくても、観終わった後に皆んなに『ぜひ観て』って言える作品だと思っていて、皆んなに観てほしいなって思える作品になっていると思います。今日、皆さんに観ていただけるのが楽しみです。

吉高:楽しみ?

佐津川:楽しい映画ではないですが、皆さん期待を上げ過ぎずに観ていただければ(笑)。上げちゃったなと思って(笑)。ちょっと間違えちゃったなと思って(笑)。観てください。すみません。

MC:続いて松坂さん演じる亮介の婚約者、千絵を演じました清野菜名さんお願いいたします。

清野:千絵を演じました清野菜名です。今日は暑い中ありがとうございます。私は原作がすごい好きで、主人公の亮介の心情とともに、自分もドキドキハラハラ心臓が突き刺されるような、何とも言えないミステリーの感じが病みつきなって…。この映画に自分が出られることがうれしいです。皆さんにもこの映画を観てこういう感情になっていただけたら嬉しいと思います。楽しみにしてください。