【国内映画ランキング】オスカー効果!『パラサイト 半地下の家族』が奪首!『1917』は2位、大泉洋『グッドバイ』は7位スタート

【日本動員ランキング 2月15-16日】

1位(↑) パラサイト 半地下の家族
2位(新) 1917 命をかけた伝令
3位(↓) 犬鳴村
4位(↓) ヲタクに恋は難しい
5位(↓) AI崩壊
6位(↑) アナと雪の女王2
7位(新) グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~
8位(↓) キャッツ
9位(↓) 劇場版 騎士竜戦隊リュウソウジャーVルパンレンジャーVSパトレンジャー/魔進戦隊キラメイジャー エピソードZERO
10位(↓) カイジ ファイナルゲーム

韓国映画として初の作品賞受賞など、第92回アカデミー賞で3冠に輝いた『パラサイト 半地下の家族』が、公開6週目にして初の首位をゲット。韓国映画の首位は、2005年10月22日公開の『私の頭の中の消しゴム』以来、実に14年4カ月ぶりとなる。オスカー効果で、興収30億円の大台に向けてひた走る。2位はそのオスカーで撮影賞と視覚効果賞、音響録音賞を獲得したサム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』。第一次世界大戦の西部戦線で、2人の若きイギリス兵が、作戦中止命令を味方に届けるため、最前線へと戦場を駆けまわる。戦場の圧倒的臨場感を伝える全編ワンカット映像が話題。7位初登場は、大泉洋&小池栄子共演のコメディ『グッドバイ~嘘からはじまる人生喜劇~』。太宰治の未完の絶筆『グッドバイ』をケラリーノ・サンドロヴィッチが戯曲化したものが原作で、優柔不断な文芸誌編集長の田島と、彼の妻のふりをすることになったキヌ子が、田島の愛人たちのもとを訪ね歩いて、別れ話をする。監督は『八日目の蝉』の成島出。(興行通信社調べ:動員)

▼『1917 命をかけた伝令』の予告編。サム・メンデス監督が、『ブレードランナー 2049』で念願のオスカーを手にした撮影監督、ロジャー・ディーキンスとのタッグで、“体感する戦争映画”を生んだ。照明機材は一切なし、緻密に計算された撮影のもと、前代未聞の全編ワンカット映像に結実した。