アレハンドロ・ホドロフスキー監督作品がいかに“サイコマジック”であるかを証明する『ホドロフスキーのサイコマジック』4月公開!

アレハンドロ・ホドロフスキーの新作にして集大成とも言える映画『ホドロフスキーのサイコマジック』が、4月24日より公開されることが決定した。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

「サイコマジック」とは91歳のホドロフスキーが考案した心理療法。ドイツの精神分析学者エーリッヒ・フロムと共に精神分析を学んだホドロフスキーは、自身をフロイトと対置した上で、「『サイコマジック』とは科学を基礎とする精神分析的なセラピーではなく、アートとしてのアプローチから生まれたセラピーである」と語る。「サイコマジック」は、“言葉”ではなく“行為”で、人々の無意識に訴えかけ、遮るものを解き放ち、癒しを行う。

ホドロフスキーが「長い時間をかけた探求の賜物」と語る本作では、自身のこれまでの作品での映像表現が、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかを解き明かしていく。実際にホドロフスキーのもとに悩み相談に訪れた10組の人々が出演し、「サイコマジック」がどのように実践され、作用しているのかを描く。長年にわたり個人のトラウマに応答する一方、本作後半で社会的な実践「ソーシャル・サイコマジック」を展開する様子は圧巻だ。

ポスタービジュアルは、コラージュアーティストの河村康輔が手掛けており、ホドロフスキーの過去作をコラージュした背景に、ホドロフスキーのポートレイトが配された、まさにホドロフスキー尽くしのデザインとなっている。

■アレハンドロ・ホドロフスキー(監督) コメント
私にとっては、サイコマジックはアートである。惜しみなく与えることは歓びのためにやっているんだ。私は、グルでもないし、医者でもない。アーティストだ。アートが人を癒すことができると証明しようとしているんだ。

『ホドロフスキーのサイコマジック』
4月24日(金)より、アップリンク渋谷、アップリンク吉祥寺、新宿シネマカリテほか全国順次公開
監督・脚本・出演:アレハンドロ・ホドロフスキー
出演:アルチュール・アッシュ
配給:アップリンク

【作品概要】 「サイコマジック」とはアレハンドロ・ホドロフスキー監督が考案した心理療法である。本作では、自身のこれまでの作品での映像表現が、いかに「サイコマジック」という技法によって貫かれているかを解き明かしていく。

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