【ラスボス】小林幸子、降臨!『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』日本語吹き替え版完成披露試写会レポート!

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『ティム・バートンのコープスブライド』、『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカが日本を舞台に描く、アカデミー賞ほか世界の映画賞を席巻中のストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が11月18日(土)全国ロードショー。これに先駆け、11月8日、東京・新宿バルト9で本作の日本語吹き替え版完成披露試写会が開催され、日本語吹替え版主題歌を担当する吉田兄弟と、未発表の声優キャストとして歌謡界のラスボスこと小林幸子が登壇した。

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イベントは吉田兄弟による圧巻の三味線生演奏からスタート。迫力満点のパフォーマンスが終わると、会場から大きな拍手が巻き起こった。オファーの経緯を聞かれた弟の健一は「日本での公開にあたってスタジオライカさんから、一緒にタッグを組んで何かできないかとオファーをいただきました。三味線を題材にした映画が、作られる時代が来たんだと非常に嬉しく思いました」と感慨深げ。ザ・ビートルズの名曲「While My Guitar Gently Weeps」を三味線でカバーしたことについて「原曲の良さを壊さないようにした。三味線で演奏することで、新しい発見をしてもらえるようなカバーができた」と自身有りげに語った。続けて兄の良一郎は、映画について「(映画の)主人公が三味線を持っているなんて、僕たちが三味線を始めた頃には考えられないこと。僕たちの小さい頃、三味線はおじいちゃん、おばあちゃんがやっているイメージだったので、とうとうこんな時代がきたか」と嬉しいそうに語った。

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イベントの途中には、主人公のクボと心優しいおばあさんカメヨの会話シーンがスクリーンで上映され、このカメヨの声優がシークレットゲストとして登壇。なんと現われたのは演歌界のラスボス・小林幸子だった。カメヨ役を演じた感想を聞かれると「おばあちゃんの役でございます。キター!と思いましたね。温かいチャーミングなおばあちゃんです」と笑顔でコメント。今や若者から「ラスボス」と慕われる小林、その心中を聞かれると「最初は意味が分からなかった。結果的に皆んなに元気を与える存在でありたいなと思っております」とコメントし、終始和やかなムードでイベントが終了した。

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『KUBO/クボ​ 二​本の弦の秘密』
2017年11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:トラヴィス・ナイト
声の出演:アート・パーキンソン シャーリーズ・セロン マシュー・マコノヒー ルーニー・マーラ 
配給:ギャガ

STORY 三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る―。

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