川栄李奈、今後やりたいのは「オバケ役」!? 映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』公開記念 舞台挨拶レポート!

『ティム・バートンのコープスブライド』、『コララインとボタンの魔女』のスタジオライカが日本を舞台に描く、アカデミー賞ほか世界の映画賞を席巻中のストップモーションアニメ『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』。本作の公開を記念して、11月21日、新宿バルト9で日本語吹替え版声優を担当するクワガタ役のピエール瀧と、闇の姉妹役である川栄李奈が舞台挨拶に登壇した。

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吹替のオファーがあったときの感想を聞かれたピエールは、「ライカ組に加えさせていただいて光栄。二つ返事で引き受けた」という。「胸熱で人に紹介したくなる映画。観ておかなくて大丈夫!?という作品。仕事をサボってでも観るべき」と本作を大絶賛。闇の姉妹役を演じた川栄は「『コララインとボタンの魔女』が好きだったので、このお話をいただいてすごく嬉しかったです」と笑顔でコメントした。
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本作のどんなところが面白かったという質問に、ピエールは「鬼太郎に似ているところですかね(笑)」とジョークをはさみつつ、「全部に人の手と意思が入ってるという贅沢さですよね」と改めて本作をリスペクト。川栄は「日本の良さがすごく出ている。海外の人が作ったとは思えないほど」とこちらも本作を絶賛した。
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NHKドラマ『とと姉ちゃん』で父娘役として共演していた2人。今回は敵役としての共演について聞かれると、「絆は深い方だと思うんですけど、絆が深すぎると敵対する時もあるんだね」とピエール。川栄が闇の姉妹役を担当すると聞いたピエールは「最初は、『え、川栄さんが?』って思ったけど、仕上がったのを観たらバッチリで。怖いなと。ちらっと評判を観ましたけど、これを観て子どもが泣いたらしいですからね(笑)」と川栄の怖さに太鼓判。それを聞いた川栄は「ありがとうございます」と恐縮しつつ、今後一番やってみたい役について聞かれると、「ホラーが好きなので、オバケ役がやりたいです!」とコメントし、会場を笑いに包んでいた。

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『KUBO/クボ​ 二​本の弦の秘密』
2017年11月18日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:トラヴィス・ナイト
声の出演:アート・パーキンソン シャーリーズ・セロン マシュー・マコノヒー ルーニー・マーラ 
配給:ギャガ

【ストーリー】 三味線の音色で折り紙に命を与え、意のままに操るという不思議な力を持つ少年・クボ。幼い頃、闇の魔力を持つ祖父に狙われ、助けようとした父親は命を落とした。その時片目を奪われたクボは、最果ての地まで逃れ母と暮らしていたが、更なる闇の刺客によって母さえも失くしてしまう。
追手である闇の魔力から逃れながら、父母の仇を討つ準備を進めるクボは、道中出会った面倒見の良いサルと、ノリは軽いが弓の名手のクワガタという仲間を得る。やがて、自身が執拗に狙われる理由が、最愛の母がかつて犯した悲しい罪にあることを知る―。

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