【007】ダニエル・クレイグ「決まっていない」発言から一転、ジェームズ・ボンド役の続投を認める!!

danielcraig

The Hollywood Reporter

映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドを演じてきたダニエル・クレイグは、同役を続投し、自身が主演を務めるシリーズ5作目に出演することを明らかにした。スティーヴン・コルベアがホストを務める番組「ザ・レイト・ショー」に出演したクレイグは、番組内で認めた。The Hollywood Reporterが伝えている。

これまでニューヨーク・タイムズなどのメディアは、クレイグが『007』シリーズへ引き続き出演すると報じてきたが、クレイグ自身は出演を明確にしていなかった。

番組内で、ボンド役を続投するかどうかを単刀直入に問われたクレイグは、「出演する」と認め、続けて「ずっと休みを望んでいたんだ」と語った。

さらに、クレイグは、自身が主演を務めるシリーズ5作目がボンド役として出演する最後の作品になるかもしれないと明かし、「これで気分よく出歩けるよ。待ちきれないね」と述べた。

クレイグは、ボストンのラジオ番組で、ボンド役を再び演じることについて語ったばかりだった。クレイグはラジオで、「期待を裏切るようなことは言いたくないけど、今現在ではまだ何も決まっていないんだ。いろんな事が言われているけど、公式には何も決まっていないし、僕が高額のギャラを要求している訳じゃないし、そういうことは全くないんだよ。ただ、とても個人的な決断なんだよ」と語り、「みんなが早くスタートさせたいと思ってるのもわかっているし、理論的には僕もそうしたいと思っているんだ。だけどまだ決心ができていないんだよ」とコメントしていた。

クレイグはボンド役として、『007 カジノ・ロワイヤル』(2006)、『007 慰めの報酬』(2008)、『007 スカイフォール』(2012)、『007 スペクター』(2015)に出演しているが、これまでクレイグはボンド役を続投する可能性について否定的なコメントをしていた。クレイグは2015年のインタビューで、引き続きボンド役を演じることについて、「このグラスをかち割って、手首を切ってしまいたい」と述べている。

クレイグが主演を務めた『007』シリーズの世界興収は、『007 スペクター』が8億8000万ドル、『007 スカイフォール』は11億ドル以上を記録し、大ヒットとなった。

ジェームズ・ボンドの25作目となる『007』シリーズの新作は、2019年11月8日に全米で公開予定だ。