【007】ジェームズ・ボンド25作目の新作、2019年11月に公開が決定!ダニエル・クレイグの出演は未定

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The Hollywood Reporter

007シリーズ25作目となる、ジェームズ・ボンドの新作が2019年11月8日に全米で公開されることが決まった。しかし、2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』以来ボンドを演じ続けてきたダニエル・クレイグが、イギリス人諜報員として戻ってくるとは発表されなかった。製作会社のイーオン・プロダクションズと映画会社のMGMは、キャスティングは後日改めて発表するとしている。監督もまだ明かされていない。The Hollywood Reporterが伝えている。

脚本はクレイグがボンドを務めた4作、『007 カジノ・ロワイヤル』、『007 慰めの報酬』、『007 スカイフォール』、『007 スペクター』でも脚本を担当したニール・パーヴィスとロバート・ウェイドが担当する。

公開日は決まったが、ボンド25作目についての他の多くのことはまだはっきりとしていない。MGMとイーオンは、アメリカにパートナーとなる映画会社を持っていない。彼らは『007 スペクター』でソニーとの4作品の契約が切れたのを受けて、他の競争者と内密に話を進めている。情報源によると、ソニーとワーナーが権利を競っているようだ。

また、クレイグが戻ってくるかもわかっていない。彼はかつてボンドを演じ続けることの難しさを語っている。しかし、最近の噂では、彼の態度は少し軟化しているようだ。この役を待ち望んでいる多くの俳優、イドリス・エルバや、トム・ヒドルストン、ダミアン・ルイス、トム・ハーディ、そして『ホビット』シリーズのエイダン・ターナーらは、クレイグが退いてくれることを期待しているだろう。

007シリーズはクレイグが主演してから成功し続けている。2012年の『007 スカイフォール』は世界興収で11億ドルを稼ぎ、2015年の『007 スペクター』は8億8千万ドルを上げた。