『スパイダーマン：ホームカミング』でスパイダーマンを演じるトム・ホランドは、ソニーのゲームシリーズ『アンチャーテッド』の映画化で主人公のネイトことネイサン・ドレイクを演じることが先日発表されたが、そのパートナーであるビクター・サリバン、通称“サリー”役を演じる俳優について意見を述べた。Screen Rantが伝えている。
先日フェイスブックで『アンチャーテッド』に関するQ&Aがライブ配信され、ホランドはネイサン・ドレイクを演じる意気込みを語った。ネイサン・ドレイクの若いころが描かれる本作について、ソニーの会長であるトム・ロスマンと監督のショーン・レヴィと会話を弾ませたホランドは、サリー役にある2人の俳優を希望した。
ホランドは、「サリー役はジェイク・ギレンホールが演じるとクールだと思う。でも、実はこの間、『ジュラシック・ワールド2』の現場に行ったんだ。その作品を監督している友人（ホランドの出演作『インポッシブル』の監督を務めたフアン・アントニオ・バヨナ）に会いにね。クリス・プラットが出演しているんだけど、ここ数か月間でとてもいい友人になったよ。クリスならサリー役を素晴らしく演じてくれると思う。きっとクールだろうね。『アンチャーテッド』がネイサン・ドレイクのもっと成長した時期を描いた映画だったら、クリスがネイサン・ドレイク役を演じるべきだけど、クリスはクールなサリー役にピッタリだよ。クリスと共演することは素晴らしいし、もし共演できたらもっとすごいことになるだろうね」と語った。
ジェイク・ギレンホールは俳優として素晴らしい才能があるだけでなく、彼が演じる役柄は作品によって全く違うため、ホランドがギレンホールの名前を挙げるのは納得だ。ホランドがクリス・プラットについても言及したように、プラットは『ジュラシック・ワールド』で主演を務め、ここ数年で最も人気が高い俳優の一人と言われている。実際、ネイサン・ドレイクを有名なトレジャーハンターにするサリー役を、プラットがうまく演じられるのは確実だ。
ギレンホールとプラットがサリー役を演じることに興味を示すかどうかを知るのは難しい。プラットはすでに『ジュラシック・ワールド』の続編を撮影中であり、一方でギレンホールは、有名なゲームを映画化した2010年公開作『プリンス・オブ・ペルシャ／時間の砂』で主演を務めたが、出演した数あるヒット作のなかでも興行的には失敗となった。監督のショーン・レヴィは映画『リアル・スティール』や『ナイト ミュージアム』、TVシリーズ『ストレンジャー・シングス』などヒット作を次々と生み出しており、レヴィがメガホンを取ることは、プラットやギレンホールのような大スターが『アンチャーテッド』への出演を検討する大きな理由の一つとなるだろう。
