King & Prince 永瀬廉、持ち前のスタイルでどんな衣装も着こなす!キャラクター衣装コンセプト『うちの執事が言うことには』

高里椎奈による極上のミステリー小説が待望の実写映画化、King & Princeの永瀬廉が初主演を務め、清原翔、King & Princeの神宮寺勇太の共演で贈る『うちの執事が言うことには』が、5月17日より公開される。このほど、永瀬廉演じる花穎、清原翔演じる衣更月蒼馬、神宮寺勇太演じる赤目刻弥の衣装コンセプトが発表され、新場面写真がお披露目となった。

本作は、名門・烏丸(からすま)家の若き当主と仏頂面の執事が難事件に挑むミステリー。名門・烏丸家の当主となった花穎(永瀬廉)は、頭脳明晰で色彩に関して特別な能力を備えている。留学先から戻った花穎は、新しい執事だという衣更月蒼馬(清原翔)と不本意ながらも主従関係を結ぶ羽目になり、二人は芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれてしまう。

花穎が身にまとう上流階級ファッションは本作の大きな見どころのひとつであり、「花穎らしさ」を表現する重要なアイテムでもあった。裕福な家柄ということもあり、様々な衣裳を着ることになり、衣裳合わせでは約15着の服が選ばれた。「とにかくスタイルが良くどんな服も着こなしたので、衣装を選ぶのに困らなかった」(制作スタッフ談)という。

花穎には「色彩感知能力が高い」という特殊な力があることから、花穎の普段着衣裳はビビットな色ではなく、目に優しいアースカラー、柔らかい生地を中心に選ばれ、さらにはイギリス留学をしていたというところからイギリス系のブランドの物を着用していることも多い。映画冒頭では、子供っぽさを感じるコーディネイトから日を追うごとに成長していく様子をファッションでも表現しており、そこにも注目だ。

清原翔演じる衣更月は、執事の時は燕尾服かスーツ。通常では、パーティなど当主に同行する際は、地味な服装でお供をする決まりではあるが、敢えて劇中では燕尾服を着用することに。執事の仕事を離れた際は、基本的に黒系のファッションではあるが、スウェットやデニム素材で少しカジュアルな雰囲気を出した。清原は、「執事を演じるにあたり、普段姿勢が悪いのでまずはそこを直すところから始めました。執事にはいろいろなマナーやルールがある為作法にもてこずりました」と当時を振り返ったが、見事な着こなしと所作で執事という役柄に説得力を持たせた。

神宮寺演じる赤目刻也は、花類が親しみを持つキャラクターであることから、落ち着いた優しい色味の衣裳が選ばれた。さらに、花穎より2歳年上という設定のため、ルックスをより大人っぽく見せるためにVネックのTシャツが選ばれた。加えて神宮寺は、髪を切って赤に染めることによって、初対面の花穎にも友達感覚で話しかけるフレンドリーなお茶目さと、その裏にあるミステリアスな雰囲気を醸し出した。

本作の中で出てくるファッションによって、キャラクターの特徴や成長していく過程、変化がうかがえる。公開された画像の「衣更月が花穎様に進めている緑のネクタイ」は、物語の展開で大きな鍵を握っている。

『うちの執事が言うことには』
5月17日(金) 全国ロードショー
監督:久万真路
原作:高里椎奈「うちの執事が言うことには」(角川文庫刊)
脚本:青島武
主題歌:King & Prince「君に ありがとう」(Johnnys’ Universe)
出演:永瀬廉(King & Prince) 清原翔 神宮寺勇太(King & Prince) 優希美青 神尾楓珠 矢柴俊博 村上淳 原日出子 吹越満 奥田瑛二
配給:東映

【ストーリー】 日本が誇る名門・烏丸家の第27代当主となった花穎(永瀬廉)は、18歳にして既に飛び級で大学を卒業する程の頭脳明晰、しかも色彩に関して特別な能力を備えている。突然の引退を宣言した先代当主の父・真一郎(吹越満)は行方がわからず、急ぎ留学先から戻ってきてみると、そこにいたのは幼少時代から全幅の信頼を寄せる老執事・鳳(奥田瑛二)ではなく、新しい執事だという仏頂面の見知らぬ青年・衣更月蒼馬(清原翔)だった。父・真一郎が遺した突然の発令により、不本意ながらも衣更月と主従関係を結ぶ羽目になった花穎。まだ自覚が足りない若き当主・花穎と、仏頂面の新米執事・衣更月との関係には、ビミョーな空気が流れる。そんな中、花穎は、招待された芽雛川(めひながわ)家次男のバースデーパーティーで、ある事件に巻き込まれる。親しげに近づいてくる大学生にして起業家の赤目刻弥(神宮寺勇太)とは何者なのか?さらに、次々に起こる不可解な出来事…烏丸家に上流階級の陰謀が降りかかる。花穎と衣更月は、烏丸家を守り抜くことができるのか―。

©2019「うちの執事が言うことには」製作委員会