『(500)日のサマー』マーク・ウェブ監督によるハートウォーミング・ファミリードラマ『gifted/ギフテッド』が11月23日より公開。心温まる家族による感動の物語が描かれる本作の公開を記念して、11月22日、六本木CLAPSにて公開直前イベントが実施され、ママ2年目の関根麻里が登壇した。
大勢のマスコミ陣がイベントスタートを待ちわびるなか、明るく元気いっぱいで、優秀な頭脳を持つ少女メアリーが主役の本作にちなみ、天真爛漫なキャラクターで芸能界で活躍し、自身もアメリカの大学を優秀な成績で卒業した関根麻里が登場!本作のポスターをイメージした黄色い花柄のワンピースで現れると「関根麻里です。今日はハッピーなイエローカラーで、温かみがあって、まさにこの映画にピッタリな衣装を着てきました!どうぞよろしくお願いします」と挨拶。
早速、MCに本作の感想について問われると、「沢山笑って泣きましたね!どのキャラクターも場面も魅力的でずっと語っていたいくらい素晴らしい作品です!マッケナ・グレイスが演じているメアリーが本当にかわいくて、『メリーに首ったけ』(’99)ならぬ、メアリーに首ったけになりました。メアリーのペットの猫ちゃん(フレッド)もキーとなるキャラクターとして活躍していて助演ネコ賞を与えたいくらい!クスクスと笑うところもあれば、心が詰まってぽろっとくる、最後には温かい気持ちになる素敵な映画だと思います」と熱弁した。
関根も絶賛するように、本作を語る上で欠かせないのは、天才的な数学の才能を持つ少女メアリーを熱演し、今ハリウッドで最も注目されている天才子役マッケナ・グレイス。関根は「彼女を観た時に、天才子役現る!って思いましたね。まさに彼女の才能がギフテッド。いろんな表情を表す目の演技が本当に素晴らしくて、今後が期待できると思います。黒板に書く長い数式を歌にして覚えたとのことですが…彼女自身が天才ですよね!」とマッケナの演技力を大絶賛。
また、とある学生がTwitterに上げた予告編が瞬く間に9万4千リツイート、24万8千いいねという驚異的な数字を叩き出したことついて問われると「すごいですね…!予告編だけで映画のパワーが伝わったんでしょうね。わたしもまた映画が観たくて何度も予告編を観たのですが、劇中のいろんな場面を思い出してグッと涙が出てきそうになります」とコメントした。
叔父のフランクが慣れない子育てに奮闘する姿が描かれる本作にちなみ、ママになって2年目の関根の子育てエピソードについて問われると、関根は「もう2歳なんて、あっという間ですね。そろそろイヤイヤ期にはいりますが、今のところうちの娘は意思が強そうだなと思っています。(笑)ピンクの服がいい時は“ピンキュ(ピンク)着る!”って色を指定してきたりするんですが、ハロウィンでは“ピンキュのピーピーパン(ピーターパン)着る!”って譲らなくて、最終的に私が衣装をを手作りしたんですけど、当日はその衣装でピーターパンのモノマネをしてノリノリになっていました。これでまだ2歳前ですからね、洋服への強いこだわりは完全にパパ似だと思います。(笑)」と微笑ましいエピソードを明かした。
また、本作ではメアリーの才能に気づいた祖母のイブリンが英才教育を施そうと現れ、叔父のフランクと意見が食い違う様子も描かれるが、関根のお子さんとおじい様との仲は良好だそうで「うちの父はこうしなさいとかは全く言わなくて、娘に会うと“おじいちゃんだよ~!”ってデレデレになりますね。娘はまだ“じいじ”と言えなくて、“どぅどぅ”って呼ぶんですけど、父は“俺だけのニックネームだ!”って自慢げになっています(笑)」と明かした。
大人でも簡単に解けない難解な数式を次々に解いていくメアリーと同じく、インターナショナルスクールからアメリカの大学に進学し、1年の飛び級を経て優秀な成績で卒業した関根。まだ“ギフテッド教育”が浸透していない日本とアメリカの教育に違いについて問われると「劇中でもメアリーがペットの猫・フランクを紹介するシーンがありますが、アメリカでは“Show and tell”っていう自分のお気に入りものなどを見せてプレゼンする授業があるんです。小さい時から人前に立って自分で話すことを重視しているようで、アメリカならではの授業だなと思います」とコメントした。