池松壮亮&伊藤沙莉らが登場する場面写真24枚をクリープハイプによる主題歌に乗せて紡ぐ!『ちょっと思い出しただけ』スペシャル映像

『バイプレイヤーズ〜もしも100人の名脇役が映画をつくったら〜』や『くれなずめ』と2021年も注目作を発表し続ける松居大悟監督が、主演に池松壮亮と伊藤沙莉を迎え、初のオリジナル脚本で贈るラブストーリー『ちょっと思い出しただけ』が、2月11日より公開される。このほど、全24枚の場面写真をクリープハイプによる主題歌「ナイトオンザプラネット」に乗せて紡いだスペシャル映像がお披露目となった。

クリープハイプの尾崎世界観が自身のオールタイムベストに挙げるジム・ジャームッシュの名作映画『ナイト・オン・ザ・プラネット』に着想を得て書き上げた新曲「ナイトオンザプラネット」。本作は、松居大悟監督が本楽曲を受けて、初となる完全オリジナルラブストーリーとして書き上げた。怪我でダンサーの道を諦めた照生(てるお)とタクシードライバーの葉(よう)。二人を中心に関わる登場人物たちとの会話を通じて、都会の夜に無数に輝く人生たちの機微を繊細かつユーモラスに映し出す。年に一度訪れるある1日を、現代を反映させつつ描いた松居監督独自の物語を完成させた。

スペシャル映像には、友人と合コンに参加する葉(伊藤沙莉)の姿や、照生(池松壮亮)が行きつけのバーで迎える誕生日の様子、公園のベンチや理髪店など、葉と照生が過ごした様々な一瞬が映し出される。また、コンパしていた男・康太役として出演する屋敷裕政(ニューヨーク)、舞台照明で照生の先輩・牧田役に扮する市川実和子、本作を語る上で欠かせないタクシーの乗客として、高岡早紀、安⻫かれん、郭智博、細井鼓太、渋川清彦、松浦祐也、山﨑将平ら予告編ではみられなかった全豪華キャストが登場する。タクシーの乗客たちは同じ車内でもそれぞれ違った表情を見せており、本編では、東京で生きる様々な人たちの人生と、彼らの悲喜こもごもな想いを感じさせる車内での会話にも注目だ。そして、中にはドライバーとしてだけではなく、葉自身も乗客としてタクシーに乗るカットも。映像では、隣に座る照生が手を握って葉へ想いを伝える姿も描かれており、まさにそのシーンへと繋がる重要な場面写真となっている。さらに、本作では誕生日ケーキも大切な役割を果たしており、映像内では3種類のバースデーケーキが登場。本編のどこに、どんなケーキが出てくるのか?

『ちょっと思い出しただけ』
2022年2月11日 全国公開
監督・脚本:松居大悟
主題歌:クリープハイプ「ナイトオンザプラネット」
出演:池松壮亮 伊藤沙莉 河合優実 尾崎世界観(クリープハイプ) 成田凌 菅田俊 神野三鈴 篠原篤 國村隼 永瀬正敏
配給:東京テアトル

【ストーリー】 照明スタッフの照生(池松壮亮)と、タクシードライバーの葉(伊藤沙莉)。物語は二人が別れてしまった後から始まり、時が巻き戻されていく。愛し合った日、喧嘩した日、冗談を言い合った日、出会った日…コロナ禍より前の世界に戻れないように、誰もが戻れない過去を抱えて生きている。そんな日々を“ちょっと思い出しただけ”。

©2022『ちょっと思い出しただけ』製作委員会