スカーレット・ヨハンソン「ナターシャは呆然と立ち尽くしているような状況なの」『ブラック・ウィドウ』フローレンス・ピューら“家族”のキャラポスター

全世界歴代興行収入No.1を記録した『アベンジャーズ/エンドゲーム』に続くマーベル・スタジオ最新作で、世界最高のエージェントにして超一流の暗殺者ブラック・ウィドウの過去と秘密を描くスカーレット・ヨハンソン主演の映画『ブラック・ウィドウ』が、5月1日より日米同時公開される。このほど、本作の日本版キャラクターポスターがお披露目となった。

キャラクターポスターは、ブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)、“妹”エレーナ(フローレンス・ピュー)、“母”メリーナ(レイチェル・ワイズ)、“父”アレクセイ=レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)という、ブラック・ウィドウとその“家族”を収める。

ブラック・ウィドウを取り巻く新キャラクター達の詳細はいまだベールに包まれているが、少しずつその正体が見えてきた。本年度アカデミー賞で主演女優賞&助演女優賞にダブルノミネートを果たした、ハリウッドを代表する女優スカーレット・ヨハンソンが演じる“美しき最強のスパイ”ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ。アイアンマンやキャプテン・アメリカ等アベンジャーズを「家族」と呼ぶほど大切にし、その一員として戦ってきた彼女が、『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した決断は世界に大きな衝撃を与えた。孤独な暗殺者だった彼女はなぜアベンジャーズというヒーローになったのか?そしてなぜ、衝撃の決断にいたったのか…。この作品は、その背景につながる過去が描かれる。スカーレット・ヨハンソンは「本作では人生のとても暗い場所にいるナターシャが描かれる。彼女は自分自身と格闘していて、どうしたら良いか分からずに呆然と立ち尽くしているような状況なの。そういうときこそ、人は自分自身と向き合わなければいけないのよ」と語る。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でアベンジャーズから離れ逃亡中の空白の時間にいる彼女を描く本作は、そんな彼女の過去を知る、もう一つの“家族”との再会によって大きく動き出す。

本年度のアカデミー賞助演女優賞にノミネートされ今最も熱い若手女優フローレンス・ピューが演じるのは、ブラック・ウィドウが“妹”と呼び、彼女と同等の戦闘能力を持つエレーナ。姉と久々の再会を果たすなり銃を向け合う複雑な関係だが、ユーモア溢れるやりとりには“家族の絆”が垣間見える。フローレンスは「私が演じるエレーナはブラック・ウィドウの妹のような存在なの。二人の出会いはとても強烈なシーンになっているのよ」と語り、アカデミー賞助演女優賞にノミネートされた女優二人の“姉妹”共演に期待が高まる。

そしてアカデミー賞受賞経験者である実力派女優レイチェル・ワイズ演じるのは、天才科学者の“母”メリーナ。彼女もブラック・ウィドウやエレーナ同様に厳しい訓練を受けた暗殺者であると同時に、二人も知らない極秘研究に携わっているといわれ、まだ多くの謎が残る存在だ。また“父”アレクセイ=レッド・ガーディアンを演じるのは、TVシリーズ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」で人気のデヴィッド・ハーバー。原作コミックではロシアのキャプテン・アメリカと呼ばれる、ヒーローらしからぬぽっちゃりボティが魅力的なキャラクターだ。キャプテン・アメリカに熱いライバル心を燃やす一方、家族の再会を喜ぶユニークな側面も持っている。

アベンジャーズを家族と呼んでいたブラック・ウィドウがかつて大切にしていた、“家族”の存在。彼女の過去を知る彼らと共に成し遂げようとすることは一体何なのか?

『ブラック・ウィドウ』
5月1日(金)より日米同時公開
監督:ケイト・ショートランド
出演:スカーレット・ヨハンソン フローレンス・ピュー デヴィッド・ハーバー レイチェル・ワイズ
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン

【ストーリー】 美しき最強スパイであり、万能な戦闘スキルとタフな精神を身につけた世界最高のエージェントのブラック・ウィドウ=ナターシャ・ロマノフ(スカーレット・ヨハンソン)。過酷な訓練によって育てられた超一流の暗殺者でもある彼女は、なぜアベンジャーズの一員となったのか?そのスキルを平和のために役立てるようになり、ヒーロー集団アベンジャーズのメンバーとしても活躍、世界的人気キャラクターである彼女が『アベンジャーズ/エンドゲーム』で下した決断は世界に衝撃を与えた。が、その決断を下す以前に彼女は大きな決断を下していた…。

©Marvel Studios 2020