マーク・ハミル「ぬるいシャンパンで乾杯した」『SW』オビ=ワン役アレック・ギネスとの舞台裏ショット!

『スター・ウォーズ』シリーズのルーク・スカイウォーカー役で知られるマーク・ハミルが、1977年に公開されたシリーズ第1作『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』の舞台裏の写真を自身のインスタグラムに投稿した。

▲(左から)マーク・ハミル、アレック・ギネス、映画プロデューサーのゲイリー・カーツ、ジョージ・ルーカス監督
マーク・ハミルのインスタグラム(hamillhimself)より

『スター・ウォーズ』シリーズの裏話をSNSで度々紹介しているマークは、約45年前の懐かしいフォトをシェア。シリーズ第1作『新たなる希望』で、砂漠の惑星タトゥイーンのシーンが撮影されたチュニジアでの一枚だ。

公開された写真では、主人公ルークの師匠であるオビ=ワン・ケノービ役を演じたアレック・ギネスが62歳の誕生日を迎え、ルーク役のマーク、ジョージ・ルーカス監督、さらに映画プロデューサーのゲイリー・カーツがケーキを囲んで祝杯をあげている。

撮影当時24歳だったマークは、「『スター・ウォーズ』のロケ地である北アフリカのチュニジアで撮影している時、ゲイリー・カーツとジョージ・ルーカス監督と僕は、アレック・ギネスの62歳の誕生日をお祝いして、使い捨てカップにぬるいシャンパンを半分注いで乾杯した。1976年4月2日金曜日の出来事だよ」とつづり、懐かしい思い出を振り返った。

英ロンドン出身のアレックは、『戦場にかける橋』(1957)でアカデミー賞主演男優賞を受賞し、1959年には大英帝国勲章を授与された。『スター・ウォーズ』シリーズのオリジナル3部作のオビ=ワン役として若い世代にも親しまれ、『新たなる希望』ではアカデミー賞助演男優賞の候補に。2000年、肝臓がんのため86歳でこの世を去った。

『スター・ウォーズ』シリーズは、ディズニープラスの実写ドラマシリーズ「マンダロリアン」に続き、オビ=ワンを主人公としたドラマの制作も進行中。同作は、1999年公開の『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』から始まる3部作でオビ=ワン役を演じたユアン・マクレガーが主演を務め、ダース・ベイダー役としてヘイデン・クリステンセンが復帰する。

現在69歳のマークは、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977)で主人公ルーク・スカイウォーカーに抜擢され、続く『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980)、『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983)に出演。新シリーズ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』(2017)、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』(2019)でも同役で登場した。声優としても活躍しており、アニメーション映画『バットマン マスク・オブ・ファンタズム』(1993)ではジョーカー役を演じ、アニー賞にノミネート。さらに『バットマン・ザ・フューチャー 甦ったジョーカー』(2000)でも同賞にノミネートされた。近年はホラー映画『チャイルド・プレイ』(2019)のチャッキー役の声を担当した。