ジョン・トラボルタ、長女とのスウィートなダンス動画を公開 亡き妻ケリー・プレストンを偲ぶ

『サタデー・ナイト・フィーバー』や『パルプ・フィクション』などで知られるジョン・トラボルタが、今年7月に死去した妻で女優のケリー・プレストンを追悼して、娘のエラとダンスをしている動画を自身のインスタグラムに投稿した。

▲ジョン・トラボルタのインスタグラム(johntravolta)より

7月12日に、ジョンの妻で映画『ツインズ』や『ザ・エージェント』などに出演したケリーが、乳がんのため57歳で死去した。しばらくは子供たちとの時間を優先すると伝えていたジョンは、ケリーが亡くなってから1カ月を迎え、20歳の娘エラと一緒にダンスをしている動画を公開した。

公開された映像では、ゆったりとしたジャズピアノの演奏が流れるバーのフロアで、ジョンと黒のロングドレス姿のエラが、ステップを踏んでダンスを楽しんでいる。ジョンは、「ママを追悼して、娘のエラと僕はダンスをした。ケリーが好きだったことの一つは、僕とのダンスなんだ」とキャプションに書き込んだ。

▲ジョン・トラボルタのインスタグラム(johntravolta)より

7月にインスタグラムでケリーの死去を伝えたジョンは、彼女の写真とともに、「深い悲しみとともに、皆さんにお知らせします。私の美しい妻ケリーが、2年間の乳がんとの闘病の末に亡くなりました。彼女はたくさんの愛と支援とともに勇敢に闘いました」と投稿。医療従事者やサポートしてくれた友人たちへの感謝の気持ちをつづっていた。

ジョンとケリーは1991年に結婚。1992年に長男ジェット、2000年に長女エラが誕生したが、ジェットは2009年に16歳の若さで亡くなった。その後、2010年に次男ベンジャミンをもうけた。

ジョンは、ブロードウェイの舞台やTVシリーズの出演を経て、『サタデー・ナイト・フィーバー』(1977)で一躍人気スターとなる。ミュージカル映画『グリース』(1978)の大ヒット後、80年代半ばから低迷するが、クエンティン・タランティーノ監督の『パルプ・フィクション』(1994)で再びトップスターに返り咲いた。バリー・ソネンフェルド監督の『ゲット・ショーティ』(1995)では、ゴールデン・グローブ賞主演男優賞を受賞。その後も、ニコラス・ケイジ共演のアクション『フェイス/オフ』(1997)、ミュージカル映画『ヘアスプレー』(2007)などの話題作に出演している。

このほかの主な出演作は、『ベイビー・トーク』(1989)、『ブロークン・アロー』(1996)、『フェノミナン』(1996)、『ソードフィッシュ』(2001)、『ママの遺したラヴソング』(2004)、『サブウェイ123 激突』(2009)、ドラマシリーズ「アメリカン・クライム・ストーリー/O・J・シンプソン事件」(2016)、『ギャング・イン・ニューヨーク』(2018)など。待機作には、人気俳優の熱狂的なファンがストーカーと化していくスリラー『ファナティック ハリウッドの狂愛者』(9月4日公開予定)がある。