2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を嵐・松本潤主演、ヒロインに有村架純、『世界の中心で、愛をさけぶ』などを手掛けた、映画の名手・行定勲監督がメガホンを取り映画化、10月7日（土）に全国公開。これに先駆けて、9月27日（水）に公開直前イベントとして、「一生に一度の恋をした人」限定！スペシャル試写会が行われた。イベントには、主演の松本潤をはじめ、ヒロインの有村架純、坂口健太郎、行定勲監督が登壇。本作の主人公たちのように「一生に一度の恋」を経験した観客の方にエピソードを募集し、そのエピソードの一部が舞台上で披露された。今回は本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

奥浜レイラ（MC）：皆さんこんばんは。本日は映画『ナラタージュ』、一生に一度の恋をした方限定スペシャル試写会イベントにお越しくださいまして、誠にありがとうございます。こちらの舞台挨拶の進行を務めさせていただきます、奥浜レイラと申します。よろしくお願いいたします。皆様ブザーが鳴っただけで歓声が上がるという、かなり高まってますね？ いいですね、その高まりのまま行きましょう。本作『ナラタージュ』ですが高校教師と生徒として出会った2人が、時を経て再会。決して許されることはない、けれど一生に一度しか巡り合えない究極の恋に落ちる。2006年版「この恋愛小説がすごい」の第1位に輝いた作家・島本理生による恋愛小説「ナラタージュ」を『世界の中心で愛をさけぶ』の行定勲監督が10年間にわたり企画を温め待望の映画化。忘れられない恋をしたすべての人に捧げる衝撃の純愛映画がここに誕生しました。公開は来週なんですけど、目前に控えまして今日はこれから舞台挨拶イベントを実施いたします。さあそれでは皆さん、お待たせいたしました。さっそくお呼びしたいと思います。拍手でお迎えください。『ナラタージュ』主演の松本潤さん、有村架純さん、坂口健太郎さん、そして監督の行定勲監督です。

（会場、大歓声の中、キャスト＆監督が登壇）

奥浜：改めまして大きな拍手を送りください。歓声がやみません。それでは皆様にご挨拶をいただきたいと思います。まずは高校の社会科教師で演劇部の顧問。ある過去の出来事によって逃れられない影を背負っている主人公、葉山貴司を演じました松本潤さんお願いいたします。

松本：こんばんは。葉山先生です。（会場、悲鳴にも似た叫び声）お越しいただきありがとうございます。いよいよ10月7日より全国公開されます『ナラタージュ』。一足早く皆さんに観ていただくのを非常に楽しみにしています。どんな風に受け取ってもらえるかな？期待しております。今日は短い時間ですが楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

奥浜：ありがとうございます。続きまして孤独な高校生活を送っていたが葉山の誘いで演劇部に入り、のちに葉山との再会によって恋心が止められなくなる工藤泉を演じました、有村架純さんお願いします。

有村：皆さん、こんばんは。工藤泉を演じました有村架純です。葉山先生が登場した瞬間、すごい（歓声）でしたね。（会場爆笑）本当に皆さんにたくさん観ていただきたい作品ですので、最後まで楽しんでいってください。よろしくお願いいたします。

奥浜：ありがとうございます。続いて靴職人を目指す大学生で泉を好きになるが、泉の葉山への思いに嫉妬にさいなまれていく小野玲二を演じました坂口健太郎さんお願いいたします。

坂口：皆さんこんばんは。小野玲二を演じました坂口健太郎です。いや～、熱気がすごいですね。僕も思わず歓声をあげたくなります。今日は短い時間ですがよろしくお願いいたします。

奥浜：ありがとうございます。そして最後に行定勲監督です。

行定：この歓声が最後観終わった後、どんな感じになるのかな。観終わった後の歓声を聞いてみたいっていう感じがします。多分想像とはまた違う、3人の役者魂というんですかね？そういうものをひしひしと感じながら作り上げた映画なので最後まで楽しんで帰ってください。