嵐・松本潤「僕の名前でギャグができるなんて(笑)」有村架純、行定勲監督も登壇! 映画『ナラタージュ』完成披露試写会 舞台挨拶

2006年版「この恋愛小説がすごい」1位に輝いた、島本理生原作の恋愛小説「ナラタージュ」を嵐・松本潤主演、ヒロインに有村架純、恋愛映画の名手・行定勲監督(『世界の中心で、愛をさけぶ』)がメガホンを取り映画化、10月7日(土)に全国公開。本作、映画『ナラタージュ』のレッドカーペット&完成披露試写会が8月23日、東京・六本木にて行われ、出演者の松本潤、有村架純、監督の行定勲が登壇した。

【本イベントの模様の全文掲載はこちら】

IMG_9625

舞台挨拶に登壇した松本は「去年の夏に撮っていた作品が、こうやってようやく皆さんに観ていただけるようになってとてもワクワクしております」とコメント。続けて有村は「『ナラタージュ』という世界の中に居られたことは、今はとても光栄に思います。大人の恋愛というものを23歳で演じられたことは、きっと私にとって一生忘れられない出来事だと思っています」と語った。

作品のオファーがあった時の気持ちを聞かれた松本は「行定監督の作品でお声がけいただけたことがすごく嬉しかったです。以前、プライベートでお会いしたことがあって、その時に『いつか面白い作品があった時に、(一緒に)やれたらいいね』と言ってくださったのを思い出して、本当に声をかけてくださったんだなと思ってすごく嬉しかったです」。しかし、そんな気持ちとは裏腹に、戸惑いもあったという松本。「葉山という人物の描写があまりにも少ない台本だったので、どういう風に演じるかというのが…それを読む限りでは意図が分からなかったので、一度監督とプロデューサーに話を聞いた」そこで聞いた話によって、演じることが楽しみに変わったという。

「(劇中の松本は)初めて観る松本さんでした…。とてもいい意味で」というMCからの言葉に「本当ですか?」と嬉しそうに笑顔を見せる松本。続けて行定監督が「今日とは明らかに違うよね。さっき会った時、声をかけずらかったもん。『嵐の松潤にがいる…!?』と思って…(笑)。」とコメントすると、松本は「まあ…、嵐ですけど(笑)」と頷き、会場を沸かせていた。

IMG_9542

イベントの後半には、8月30日に34歳の誕生日を迎える松本にお祝いのケーキがプレゼントされる一幕も。ケーキには本作にちなんで「ナラタージュン」というローソクが刺さっており、これを見た松本が「まさか映画のタイトルと僕の名前でギャグができるなんて…(笑)。祝ってくれて嬉しいです、ありがとうございます」と恥ずかしそうに感謝の言葉を述べた。

最後の挨拶で有村は「愛する形というのはそれぞれあると思います。共感できる、できないよりも、観終わった後に大切な人を思い出してくださったら、とっても嬉しいです」とコメント。松本は「昨年の夏に、心血注いで参加させていただいた作品です。とってもステキで、とっても苦くて、とっても濃密なラブストーリーが出来上がったと思っています。ぜひよろしくお願いいたします」と作品をPRし、イベントを締めくくった。

【本イベントの模様の全文掲載はこちら】

IMG_9494

『ナラタージュ』
2017年10月7日(土)全国ロードショー
監督:行定勲 原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊) 
出演:松本潤 有村架純 坂口健太郎 大西礼芳 古舘佑太郎 神岡実希 駒木根隆介 金子大地 市川実日子 瀬戸康史
配給:東宝=アスミック・エース
公式サイト:http://www.narratage.com/music/

STORY 大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる。

(C)2017「ナラタージュ」製作委員会