【全文掲載】松坂桃李「なかなかのポンコツ」錦戸亮「あんなに堂々と生きれたもんじゃない」役とのギャップに戸惑い!?

MC:錦戸さんは?

錦戸:僕もNOでした。そういう劇的な運命的な出会いって良かったらいいと思いますけど、後で後悔しそうな結果になりそうで、なんか怖いじゃないですかいろいろ。自分を守るためにもそういうのは信じないようにしようって思っちゃいます。憧れはありますけどね。

MC:では続いて3問目いきましょう。離婚協議で対立関係にある弁護士。不甲斐ない大志の尻を叩き離婚協議を進めていく敏腕弁護士、板谷さん演じる印田薫と、何でもわかると受け止める胡散臭いが腕は立つ古田さん演じる石原ヘンリーKですが、もし何かで争うのであればどちらに弁護してもらいたいですか?まず古田さんは板谷さんの印田ということすか?

古田:当たり前じゃない。誰があんなにインチキなやつ信用するんですか。それは自分が勝つことを思えば、それは板谷ちゃんの方が。裁判は勝たないと意味ないですからね。負ける要素を弁護士が持ってるって、そんな頼りない話はないわけで。絶対板谷ちゃんの方がいいですよ。

MC:大石さんも印田ですね。

大石:印田でしょう。めちゃくちゃなんですからヘンリーは(笑)。

MC:続いては4問目。作中で山本耕史さん演じる想田豪は大志のライバルになりますが、あなたにとってライバルと呼べる人はいますか?まず山本さんに伺っていきましょう。山本さんはYESですね。

山本:僕は全員ライバルです。よく言えば全員からいろんな刺激をもらうし、自分も与えたいと思うし。人のことに興味なくなるとライバル心ってなくなるのかなって考えたことがあるんですけど、意外と皆さんライバルいないんですね。僕もう常にライバルだらけ、子役から何から全員そうですよ。それだけ注目して見てるのかもしれないです。街歩いてる人とか、面白い転び方つまずき方をした人とかもゾクゾクときますもんね。あれを今度やってみたいって。取り入れてるっていう意味では、皆さんから刺激をもらってるっていう意味では、みんなライバルかな。

MC:仲さんは反対にNO。

仲:いないです(笑)。目標としてる人もいないし、なんか自分が良ければ、自分の世界だから。あんまり周りをもしかしたら見てないのかもしれないです。もうちょっと周りを見れば出てくるのかもしれないけど、あんまり周りを見たことなくて。あまり見てないから、多分こうなってるんだと思います。

MC:では第5問に参りましょう。大志の愛媛愛に負けないくらい、こよなく愛する者がある?松坂さんはYESですね。

松坂:YESです。ちょっと恥ずかしいんですけど、家族になっちゃいますね。最近子供も生まれて。そうなっちゃいましたね(笑)。

MC:ではNOの宮藤さんは?

宮藤:すいません、家族いるんですけどね(笑)。NOにしちゃったんです(笑)。すいません(笑)。なんとなくYESにしておいていいですか?明日の朝とか映っちゃうから(笑)。

MC:錦戸さんはいかがですか?

錦戸:NOです。なんかYESってあげたら理由を聞かれるのが緊張して怖くてNOしかあげれてないです(笑)。でも、僕も大阪出身で大阪大好きでよく帰るんですけど、大志は毎週帰ってるんですもんね。僕そんなに帰ってないです。そこと比べるとどうしても負けちゃうなと思ってNOにしたら当てられちゃったパターンです。

MC:ありがとうございます。そろそろお時間となってしまいました。最後にですねキャストスタッフを代表して松坂さん仲さん宮藤さん大石さんから作品の魅力と共に皆様に向けてメッセージをお願いします。

松坂:皆さん本日は本当にありがとうございました。ありがとうございます。こんなに夢のようなキャストと脚本家の方と、ものすごく素敵な作品ができたんじゃないかなと思っております。3話4話以降、本当にどんどんどんどんどんどん面白くなっていくので、ぜひ皆さん一気に観てもいいし普通の連ドラのように週1回観てもいいし、好きなタイミングで好きな時間好きなだけこの作品を観ていただけると嬉しいです。2周目、3周目以降も観ていただけると嬉しいです。本日は本当にありがとうございました。

仲:皆さん本当に今日はお越しいただきありがとうございました。本当にもう宮藤さん大石さんスタッフの皆さんキャストの皆さんの愛が詰まったこの作品を、皆さんのおかげでNetflixで1位を取ることができて本当にありがとうございますと伝えたいのと、そして3話以降も本当に面白くなっていきますし、私はもう何周も観てます。それぐらいあの時のこのシーンってどうだったっけ?面白かったよなって、観た人と話しててもう1回そこを再生したりとかしたり、そういう楽しみ方だったりもあるので、皆様も是非どんどん周りの方に広めていていただいて何周も何周もこの作品を愛していただければ嬉しいなと思います。最後に「かしこみかしこみ~」よろしくお願いいたします(笑)。

宮藤:プロデューサーから最初に「ラブストーリーを書きませんか?」と言われて、「離婚から始まるラブストーリーだったらかけるかもしれない」って言って、僕も久しぶりに観返したんですけど本当にそうなってて、やっぱり最初に言った事って大事だなと思いました。大石さんと一緒に書かせていただいてたくさん見所もあります。まず皆さん、今2話までしか観てないってことですよね。想田さんの結婚式のシーン、すごいです。ぜひ観てください。ありがとうございます。

大石:宮藤さんのセンスについていけるかどうかっていうのはすごい不安で、この仕事受けた時もハラハラしたんですけれどもやって良かったなって今日は思ってます。幸せな気持ちになりました。それと私、古田さんと錦戸さん以外は全部皆さん2回目以上なんですけれど、大変語弊があるんですけど今回は本当に役者のお芝居の密度が濃いというか、じゃあ前が薄かったかって言うとちょっと問題あるんですけど、今回本当に皆さん見たことない濃い、命をかけた芝居っていうのを見て、それも皆さんぜひ味わっていただきたいと思います。ぜひぜひ宣伝をしてください。以上です。ありがとうございました。

Netflixシリーズ「離婚しようよ」
2023年6月22日(木)より、Netflixにて全世界同時配信
監督:金子文紀 福田亮介 坂上卓哉
脚本:宮藤官九郎 大石静
出演:松坂桃李 仲里依紗 錦戸亮 板谷由夏 織田梨沙 神尾風珠 少路勇介 矢沢心 高岸宏行 前原滉 尾美としのり 池田成志 山本耕史 高島礼子 竹下景子 古田新太

【ストーリー】 夫は新人議員、妻は俳優。結婚5年目の東海林夫妻は、夫婦生活の危機を迎えていた。仕事や世間体のためにおしどり夫婦を演じているが、家ではSNSの生配信の時しかほとんど会話が無く、顔も合わせることもない。実家からのプレッシャーやスポンサー契約など、離婚への道のりは険しいが、愛はもう冷めきってしまった。離婚という揺るぎない目標に向かって、二人はともに歩み始めるが…。