【全文掲載】佐藤二朗「“怪物”としか言いようがない。エライのがおるなあ!」監督も驚かせた16歳の若手女優とは!?

『岬の兄妹』で鮮烈デビューを果たした片山慎三監督が、佐藤二朗を主演に迎え、オリジナル脚本でさらなる進化を魅せる長編2作目にして商業映画デビュー作『さがす』が、2022年1月21日より公開される。このほど、12月23日にスペースFS汐留にて完成披露試写会が行われ、キャストの佐藤二朗、伊東蒼、清水尋也、森田望智、そして片山慎三監督が登壇した。ここでは、本イベントの模様を全文掲載でお届けする。

MC:「指名手配犯を見た」と告げ、娘を一人残して消える父、原田智役を演じられました、佐藤二朗さんです。ご挨拶をお願いします。

佐藤:はい、ご挨拶? うーん、みんなよく来たね、ということですかね。最初の挨拶はこのくらいで(笑)。ね、蒼ちゃん。昨日メールくれたね? 高校生活楽しい?

伊東:楽しいです(笑)。

MC:普通のお話になってしまいますので、いきますよ(笑)。続いては、そんな父を必死に探す娘、原田楓役の伊東蒼さんです。

伊東:原田楓役を演じました伊東蒼です。お越しいただきましてありがとうございます。この映画で、改めてお芝居の楽しさを感じられたので、今日皆さんに『さがす』を観ていただけるのがすごく嬉しいです。今日はよろしくお願いいたします。

佐藤:今のが模範的な挨拶ですね。蒼ちゃん、もうお母さんって呼んでいい?

伊東:(笑)。

MC:続いて、消えた父になりすました指名手配犯中の連続殺人犯、山内照巳(名無し)役を演じられました清水尋也さんです。

清水:山内照巳役を演じました清水尋也です。本日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。公開は1月ですが、ついに皆様に観ていただける機会を迎えられたということで、本当に楽しみです。自信を持って面白いと思える作品になったと思いますので、今日は楽しんで帰っていただければと思います。よろしくお願いいたします。

佐藤:ちょっと、このままだと、私一人だけが浮かれた俳優になってしまうので、森田さんには『全裸監督』の話をして欲しい。

森田:やめてください(笑)。

MC:森田さんが困っていらっしゃいますけど(笑)。

佐藤:すいません(笑)。もうしゃべりません(笑)。

MC:続きまして、死に場所を探す女、ムクドリを演じられました森田望智さんです。

森田:ムクドリ役の森田望智です。今日はありがとうございます。脚本を読んで、初号試写を観たときから早く皆さんにこの作品が届けられないかなと、ずっと待ち遠しく思ってきたので、今日は本当にとってもとっても嬉しいです。よろしくお願いいたします。

佐藤:この3人はね、共通点があるんです。素晴らしい才能のお三方で、みんな『おかえりモネ』に出てるんです。僕だけが出てない! いつ呼ばれるんだろうとずっと待ってるんですけど、“モネ役”か“おかえり役”で出たいと思って。

MC:そんな野望が(笑)。そして最後は、片山慎三監督です。

片山:皆さん、今日はお越しいただきありがとうございます。自分の実体験から生まれた映画で、思い入れのある作品です。観る前なので、いろいろ話せないことが残念なんですけど、楽しんで御覧ください。よろしくお願いいたします。