【全文掲載】古田新太「この子は絶対売れる」、松坂桃李「ついていかないと」“未来の”大女優を絶賛!

MC:ありがとうございました(笑)。まず?田恵輔監督にキャスティングに込めた思いを伺いたいと思います。

?田:基本的にはキャスティングってこんな言い方がしちゃ悪いですけど、スケジュールが合わなかったりももちろんあるわけですよね。お願いしたい人に。なんですけど今回こういう人がイメージでって言って、最初に言った方が、もちろん合わせていただいたのもありますけど、全員揃ってくださったので、後は俺は見るだけっていう感じで。この人達がいれば、多分監督って必要ないんですよね。「よーいスタート」と「カット」って言葉が言えれば、たぶん皆さんもできると思うんで(笑)。すごく僕は楽でした。

MC:そんなことは全然ないと思うんですけれども(笑)。キャストの皆さんいかがでしたか? 撮影を振り返ってみられて。

古田:この映画を観た直後のお客さんですよね? 監督は、ずっとゲラゲラしてました。もうへらへらへらへらと撮影しましたね~。

松坂:誰よりも楽しそうでしたよね~。

古田:誰よりも泣いてるし(笑)。

?田:そうそう(笑)。涙もろいから、すぐ泣いちゃうんだよね(笑)。

古田:その後も速攻飲みに行ってたもんね。

?田:そうなんですよ。でも毎晩飲みに行けて楽しかったですよね。

MC:緊急事態宣言発令直前までの撮影だったということですけども、古田さんは今回、非常に重い役でございましたけれども、皆さんと共演しての印象はございますか?

古田:非常に楽な楽しい現場でした。皆さん、早く帰りたい人たちが多いので、なるべくNGを出さないように滞りなく進むようにっていう。特に桃李とのシーンとか、智子とかのシーンとかも、全部か。ものすご刺々しいシーンばっかりだったんですよ。その反動で、終わったらすぐ飲みに行こうっていう感じでしたね。

MC:でも松坂さんとは飲みに行けなかったっていう。

古田:桃李は役作りをする人なんで、あんまり仲良くしちゃいけないんですよ。

松坂:そういうことではないんですけど(笑)。毎シーン毎シーン、古田さんとのシーンはカロリーの消費量が高いんですよね(笑)。なので、とてもじゃないけど飲みに行く気力が湧かないと言いますか、なので毎回僕は疲弊しきって、そのまんまホテルに帰ってたんですけど。なぜ監督含め、皆さん飲みに行けるのかっていうのが僕は不思議でしょうがなかったです(笑)。

MC:しかも今回の松坂さんの役どころは、土下座シーンだったり罵倒されまくるシーンばかりだったじゃないですか。なにか印象に残っている所はありますか?

松坂:印象というか、ずっと謝っていた感じがして(笑)。ずっと「すいません」とか、「ごめんなさい」とか。

古田:でも一番つらかったのは、(寺島)しのぶちゃんとのシーンじゃないの?

寺島:それ言う(笑)?

松坂:(笑)。しのぶさんとのシーンは、僕、学生時代スーパーで働いていたことがあって。そのスーパーで当時一緒に働いていたパートの方がいらっしゃったんですけど、その方としのぶさんの役の雰囲気が本当に似ていて、距離感だったり、間合いの取り方みたいなのが、ものすごくリアルで、当時のバイト時代を鮮明に思い出すかのような(笑)。本当にそういうリアリティがあって、そのまんまのリアクションでいける感じがありました。はい、すいません(笑)。

MC:そんなこと言われてますけど、寺島さん、いかがでしたか?

寺島:そうですね。それはもうすごい嬉しくて、私は普段人間観察をするのがすごい好きなんですけど、今回のこの草加部さんをやるにあたって、“こういうおばさんがいたら絶対嫌だよね”っていうおばさんを集結した草加部さんをやらせていただきました(笑)。でも、そういう見方もあるんですけど、スクリーンの中で生きている草加部さんは、とっても必死なんです。やっぱり桃李くんを助けてあげたくて、ちょっと触ってみたりするんだよね(笑)。でも撮影現場で本当に距離は取られていました(笑)。

MC:何か観ていて切なくなってきたんですけど(笑)。

寺島:でも、さっきの話になるんですけど、だらだらした撮影だと私も疲弊してきちゃって、本当に桃李くんに嫌われちゃったんじゃないかなって思っちゃうぐらい、撮影する組もあるじゃないですか。でも?田組は、カットで「はい、終わり」って言って、すごい気持ちいいから、すぐ切り替えられるんですよ。それでも距離はありましたけどね(笑)。

松坂:(苦笑)

MC:しかも古田さんと寺島さんの戦いもすごかったと思いますけれども、どうでしたお二人は共演して。

古田:めちゃくちゃ楽しかったよね。ゴジラ対コングだから。その間に人間が入ってくるわけだから、そりゃ大変だよ(笑)。

松坂:そうですね(笑)。もうその日は、本当に終わってすぐ帰りたかったですね(笑)。すぐに体を休めたかったですね(笑)。

MC:田畑さんは、今回、古田さんの元妻役ということで、共演されてみてどんな思い出が残っていますか?

田畑:古田さんと過去にも何度かご一緒しているので、安心感というか現場に行っても居心地がよくて隣にいられるなっていう感じだったんですけど。何回も飲みに一緒に行きましたね(笑)。監督とも何年かぶりなんですけど、こんなにたくさん監督と飲んだこともなかったので、改めて監督は早く撮ってくれるなぁと思って。