『愛うつつ』、『きみは愛せ』と「愛しているがゆえにセックスをしない」という共通したテーマで作品を生み出してきた新鋭監督・葉名恒星の商業デビュー作『きみとまた』が、8月18日より公開される。このほど、本予告編がお披露目となった。
愛しているがゆえに、愛している女性に性欲を抱けない。自主、商業 問わず大小様々なラブストーリーが毎年劇場公開されるなか、その衝撃的な テーマと独自の視点で『愛うつつ』『きみは愛せ』を発表し、インディーズ映画 界で頭角を現した葉名恒星。自身のライフワークとも言えるその一貫したテー マで新たに紡いだ本作で、ついに商業デビューを果たす。
本予告編は、「好きだから、抱けない男」と大きく書かれたホワイトボードを眺める主人公・まるお(平井亜門)のケータイが鳴り、電話をとるところから始まる。自主映画監督のまるおはかつての恋人アキ(伊藤早紀)と再会し、彼女と再び向き合うことで彼女が対峙する切実な問題や、彼自身の内に秘めた想いと直面していく。手探りで自分たちの気持ち、願いをカタ チにしていこうとするふたり。彼らの恋の行方は?そして彼らはそれぞれの人生において、どんな選択をしていくのか?
『きみとまた』
2023年8月18日(金)より、シネマート新宿にて公開 ほか全国順次ロードショー
脚本・監督:葉名恒星
出演:平井亜門 伊藤早紀 長村航希 中山求一郎 久保乃々花 丸純子 冨手麻妙 仁科亜季子
【ストーリー】 愛しているからセックスをしたくない。それが原因で別れた恋人アキを未だに忘れられないでいる自主映画監督の まるお。自身の体験を基に新作映画を撮ろうとするが脚本に行き詰ってしまう。なぜアキを抱けなかったのか。自らも答えを出せないと問いに向き合うためアキに会う決心をするまるお。一方のアキはサラリーマンの田頭と結婚しているが、子供は欲しいのにセックスレスの夫婦関係に悩んでいた。久しぶりに再会するまるおとアキ。まだアキの事を忘れられないまるおに対し、アキは別れ際に言う。「まるおの精子をください」。
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