『性の劇薬』の城定秀夫監督最新作『アルプススタンドのはしの方』ポスタービジュアル&コミカライズ化決定!

昨年浅草九劇で上演され、同年度内に上演された演劇から選出される「浅草ニューフェイス賞」を受賞した舞台を、『性の劇薬』の城定秀夫監督が映画化する『アルプススタンドのはしの方』が、6月19日より公開される。このほど、本作のポスタービジュアルがお披露目となり、併せて、森マシミによって本作がコミカライズ化されることが発表された。

舞台版は、甲子園球場のアルプスススタンドの端っこが舞台のワンシチュエーション会話劇。それを映像化した映画版は第15回大阪アジアン映画祭にてワールドプレミア上映され、上映中の観客席は笑いからやがて試合の行方を見守る緊張感に包まれ一体感が表出。上映後には拍手が起こり、大好評を得た。

本作のコミカライズ版は、3月19日より小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部が運営する無料WEB漫画サイト「やわらかスピリッツ」の誌上で連載開始。原作の戯曲を元に、瑞々しい感性が光る期待の新人・森マシミが手掛ける。

『アルプススタンドのはしの方』
6月19日(金)より、シネマカリテほか全国順次ロードショー
監督:城定秀夫
脚本:奥村徹也
原作:籔博晶・兵庫県立東播磨高校演劇部
主題歌:the peggies「青すぎる空」
出演:小野莉奈 平井亜門 西本まりん 中村守里 黒木ひかり 目次立樹
配給:SPOTTED PRODUCTIONS

【ストーリー】 高校野球の応援に来ているがルールも知らない二人の演劇部員・安田(小野莉奈)と田宮(西本まりん)。そこに遅れてやってきた元野球部・藤野(平井亜門)。そしてぽつんと一人、帰宅部の成績優秀女子・宮下(中村守里)。安田と田宮は、訳あってお互い妙に気を遣っている。宮下は、吹奏楽部部長に成績で学年一位の座を明け渡してしまったばかりだ。時折やって来てはひたすら応援で声を出せという英語教師の厚木先生(目次立樹)に3人は辟易としている。やがて、それぞれの想いを抱えたまま、格上チーム相手で戦況不利な野球の試合が終盤に1点を争うスリリングな展開へと突入していくが…。

©2019 ALPSSTAND CREW