植田雅「会話劇に素直に笑って欲しい」、平井亜門「見る人によっては身につまされる部分がある」『階段の先には踊り場がある』新ビジュアル2種

『恋愛依存症の女』の木村聡志監督が、植田雅主演で贈る笑える恋愛会話劇『階段の先には踊り場がある』が、3月19日より公開される。このほど、本作の新ビジュアル2種がお披露目となり、併せて、植田雅、平井亜門らメインキャストよりコメントが寄せられた。

多種多様な“感動”を肯定、観客の“心を揺さぶる”企画を全国から募集し、レプロエンタテインメントが製作する映画企画“感動シネマアワード”内の1作品である本作。大学生の初々しい恋愛と、常に円満とはいかない人間関係の難しさ、そして夢に向かう希望と挫折をくすっと笑えるユーモアを交えて描く。

新ビジュアルは、ダンサーを目指し芸大の舞踊科に通うゆっこ(植田雅)と、彼女と同じ大学の演劇科に通う元カレの先輩(平井亜門)、先輩と急接近するゆっこの友人・多部ちゃん(手島実優)の3人がメインのビジュアルと、大学の事務で働く優しいけどダメ男の滝(細川岳)と、滝との関係を見つめ直し始めて悩む恋人の港(朝木ちひろ)の二人がメインのビジュアルの2種類。登場人物たちの関係性がメインとなったデザインになっており、それぞれの劇中台詞も記載される。

▼キャスト コメント

■植田雅(ゆっこ役)
登場人物はみんな癖が強いですが、テーマは恋愛や人間関係、将来の夢といった普遍的なこと。自分と似ている境遇のキャラクターを重ねてみれば、それまで抱えていた不安も客観視できて、案外笑えてくるかもしれません。ぜひ映画館で、この会話劇に素直に笑って欲しいです。

■平井亜門(先輩役)
全体的に大学生のふわふわした恋愛や、終始笑えるテイストで作られている本作ですが、登場人物たちそれぞれの関係性は、見る人によっては身につまされる部分があるんじゃないかと思います。132分という⻑い作品だからこそ何度も見て、お気に入りのシーンを見つけて欲しいです。

■手島実優(多部ちゃん役)
この映画が好きだって言ってくれる人は、人に興味があるんだと思います。人が好きな場合と嫌いな場合、両方あるかもしれないけれど、人のことをめちゃくちゃ観察する人にとってはすごく面白いというか、味わい深い作品だと思います。登場人物のひねくれた部分や、会話のトピックも、隅々まで楽しんで見てもらいたいです。

■細川岳(滝役)
あんまりなにも考えずに観てほしいなと思います。くすくす笑ってもらえたら嬉しいです。そうしている間に、スクリーンに映る人たちがきっとその先に連れて行ってくれる。脚本を読んだときに感じたあの高揚を、映画館で体感してほしいです。

■朝木ちひろ(港役)
一緒に映画を見た人と“どの登場人物に共感した?”“どのシーンが好きだった?”と存分に話して欲しいです。誰の何に感情移入をしたかで、その人の心理状態が透けて見えそうなのが本作。映画を見た後も心理ゲームをしている感覚で会話が盛り上がるんじゃないかと思います。

『階段の先には踊り場がある』
2022年3月19日(土)より、池袋シネマ・ロサほか全国公開
監督・脚本・編集:木村聡志
出演:植田雅 平井亜門 手島実優 細川岳 朝木ちひろ 安楽涼 松森モヘー 地道元春 益山U☆G 長野こうへい 高橋良浩 つじかりん 寺田華佳 浅森咲希奈 須田マドカ 苅田裕介 大山大 野島健矢 異儀田夏葉 藤田健彦 湯舟すぴか 山口森広
配給:レプロエンタテインメント

【ストーリー】 ダンサーを目指し芸大の舞踊科に通うゆっこ(植田雅)は、同じ大学の演劇科に通う元カレの先輩(平井亜門)と別れた後も同棲を続けている。お互いを応援する“いいパートナー”だと呼び合うが、最近は夢をかけた留学、そして先輩と急接近する友人・多部ちゃん(手島実優)の存在が気に掛かる。一方、社会人の滝(細川岳)は平穏な日々を送っているが、長年交際している港(朝木ちひろ)から結婚を意識させられ困惑していた。将来が見えない滝は、大学生のときに味わったある挫折を今も引きずっていたのだ。望まない方向に動きだす日々の先で、彼らは何を語り合うのか…。

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