藤井美菜、織田梨沙、青木柚、手島実優、三宅弘城が出演!松井玲奈 × 中島歩『よだかの片思い』

2018年に「ファーストラヴ」で第159回直木三十五賞を受賞し、これまでにも「ナラタージュ」「Red」などの著作が映画化されてきた作家、島本理生の傑作恋愛小説を、松井玲奈主演、中島歩共演で映画化する『よだかの片思い』が、2022年に公開される。このほど、追加キャストとして、藤井美菜、織田梨沙、青木柚、手島実優、三宅弘城が出演することが発表された。

理系女子大生・前田アイコは、顔の左側にあるアザのせいで恋や遊びはあきらめていた。大学院でも研究一筋の生活を送っていたが、「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本が映画化されることになり、監督の飛坂逢太と会う。アイコは話をするうちに彼の人柄に惹かれていき、自分のコンプレックスとも正面から向き合うことになる…。

新たなキャストとして、アイコ(松井玲奈)の大学の先輩で、いつも明るくアイコと自然に接し、さりげなく気にかけて恋愛相談にも乗ってくれるお姉さん的存在のミュウ先輩役に、映画や舞台、テレビドラマ、CM出演など幅広く活躍し、2012年からは韓国でも活動の場を広げる藤井美菜。アイコの幼馴染で、アイコが登場する本の出版社の編集者である、まりえ役に、長編映画デビュー作『秘密 THE TOP SECRET』で脚光を浴び、その後、主演作『STAR SAND -星砂物語』や『生きてるだけで、愛。』、『コンフィデンスマンJP』シリーズの「ロマンス編」「プリンセス編」など話題作への出演が続く織田梨沙。アイコの事を慕う後輩・原田役に、今年『うみべの女の子』や、ジョニー・デップと共演した『MINAMATA-ミナマタ-』、11月に公開を控える『スパゲティコード・ラブ』など、今年だけで3本の出演作があり、今注目を浴びる青木柚。アイコの本が映画化されるにあたり、その作品の主演を務めることになる女優・城崎美和役に、中学校進学と同時に地元のアマチュア劇団に入団し、2016年の出演作『カランコエの花』が第26回レインボーリール東京~東京国際レズビアン&ゲイ映画祭~グランプリをはじめ数々の映画賞を受賞した手島実優。そして、アイコを優しく見守る大学研究室の教授・安達役に、「劇団健康」(現:ナイロン100℃)の主要メンバーとして活躍するほか、舞台のみならず、映画、ドラマにも幅広く出演する三宅弘城が扮する。

本作は、10月30日より開催される第34回東京国際映画祭の「アジアの未来」にてワールドプレミア上映される。

『よだかの片思い』
2022年 新宿武蔵野館ほか全国公開
監督:安川有果
原作:島本理生「よだかの片想い」
脚本:城定秀夫
出演:松井玲奈 中島歩 藤井美菜 織田梨沙 青木柚 手島実優 池田良 中澤梓佐 三宅弘城
配給:ラビットハウス

【ストーリー】 理系女子大生の主人公・前田アイコ(松井玲奈)の顔の左側にはアザがある。幼い頃から、からかいや畏怖の対象にされ、恋や遊びはあきらめていた。大学院でも研究一筋の生活を送っていたが、「顔にアザや怪我を負った人」のルポルタージュ本の取材を受けて話題となってから、状況は一変。本が映画化されることになり、友人の編集者の手引きで、監督の飛坂逢太(中島歩)と会う。話をするうちに彼の人柄に惹かれ、作品にも感動するアイコ。飛坂への片想いを自覚してから、不器用に距離を縮めていくが、相手は仕事が第一で、女性にも不自由しないタイプ。アイコは飛坂への想いを募らせながら、自分のコンプレックスとも正面から向き合うことになる…。

©島本理生/集英社 ©2021映画「よだかの片想い」製作委員会