マーゴット・ロビーが全裸で核汚染除去!『死の谷間』冒頭映像

マーゴット・ロビー主演、キウェテル・イジョフォー、クリス・パイン共演の映画『死の谷間』が6月23日より公開となる。このほど、核汚染後の荒廃した街並みを歩く主人公アン(マーゴット・ロビー)が、自宅に戻った後、全裸で放射能を浴びた体を洗う冒頭映像が披露された。

本作は、1976年にエドガー・アラン・ポー賞を受賞したロバート・C・オブライエンの小説「死の影の谷間」の映画化で、核汚染を免れた奇跡の谷(=第2のエデン)で繰り広げられるSFサスペンス。

主人公のアン・バーデンを演じるのは、『スーサイド・スクワッド』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』などに出演し、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』で第90回アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたマーゴット・ロビー。科学者のジョンには、数々の映画賞を受賞した『それでも夜は明ける』のキウェテル・イジョフォー。そして、謎の炭鉱夫ケイレブを、『スター・トレック』シリーズ、『ワンダーウーマン』など話題作に出演するクリス・パインが演じる。監督は、『コンプライアンス 服従の心理』のクレイグ・ゾベルが務め、プロデューサーとしてサム・ライミ監督作の『スパイダーマン』シリーズで知られるトビー・マグワイアが名を連ねる。

公開された本編冒頭映像では、マーゴット・ロビー演じるアンが、レインコートのような服で全身を覆い、人気のない荒廃した街中で役に立ちそうなものを物色しながら歩いている。放射能に汚染された街から家に戻った彼女は、全裸になって、苦しみに耐えながら放射能を浴びた自分の体を硬いブラシで隅々まで力一杯に洗う姿が登場する。核汚染を免れた“奇跡の谷”で過ごす彼女は、自分だけが生存者だと感じ、独り言のように愛犬に話しかけ、孤独にただただ毎日を過ごしていた。しかし、そんな彼女の目の前に、重厚な防護服を着た謎の黒人男性(キウェテル・イジョフォー)が現れたことで、彼女の退屈だが平穏な日々が変化する予兆が感じられるー。

『死の谷間』
6月23日(土)、新宿武蔵野館ほか全国順次公開
監督:クレイグ・ゾベル
原作:ロバート・C・オブライエン「死の影の谷間」(評論社刊)
製作:トビー・マグワイア
出演:マーゴット・ロビー キウェテル・イジョフォー クリス・パイン
配給:ハーク

【ストーリー】 地球規模の核汚染によって壊滅した世界に、唯一死の灰を免れた奇跡の谷(=第2のエデン)があった。緑豊かなその谷で、地球上に残された一人の女が、かつて家族と暮らした農場で、揺るぎない信仰心に支えられ長すぎる孤独の中で生きていた。ある日、安全な場所を求めて放浪していた科学者ジョンに遭遇する。人種も考え方も異なる二人だったが、互いに支え合いながら生活していくうちに、慎み深くも濃密な関係が芽生える。しかし、もう一人の生存者である美しい若者ケイレブが現れたことで、彼らの生活は一変する…。

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