物語のカギを握る警察官を怪演!池田エライザ主演『ルームロンダリング』TKO 木下隆行の場面写真

映画企画コンテスト「TSUTAYA CREATORS’ PROGRAM FILM 2015」で全474企画の中から準グランプリを受賞した企画を池田エライザ主演で映画化した『ルームロンダリング』が7月7日より全国ロードショーとなる。このほど、警察官役で出演するお笑いコンビTKOの木下隆行の場面写真がお披露目となった。

本作は、事故物件に住んで物件を浄化するアルバイト“ルームロンダリング”をしている主人公の御子が、部屋に居座る幽霊たちのお悩み解決に巻き込まれていくというストーリー。御子役を池田エライザ、殺人事件のあった物件の隣に住む虹川役を健太郎、御子にロンダリングの物件を斡旋する叔父役をオダギリジョーが演じる。

数々のキャラクターが登場する中、本作のスパイスとなっているのが、お笑いコンビTKOの木下隆行。近年は役者としても活躍しており、池井戸潤原作の『空飛ぶタイヤ』(6月15日公開)にも出演する。本作で木下が演じたのは、主人公・御子(池田エライザ)が引っ越した街の警察官・野口。御子が新たに住むことになった物件は、ある事件によっていわく付きになっており、事件の犯人がまだ捕まっていないため、野口は街の巡回を強化し、御子にも注意喚起しにやってくる。劇中では、自転車に乗って颯爽と現れ、思わず笑ってしまう柔らかな独特の空気感で野口を演じている木下だが、物語が進むにつれて、仕事熱心な警察官とは別の顔を見せ始めていく細やかな変化は、演技派芸人として今後の活躍が期待されること必至の怪演っぷりだ。

『ルームロンダリング』
7月7日(土)より新宿武蔵野館、渋谷HUMAXシネマ、シネ・リーブル池袋他全国ロードショー
監督:片桐健滋
脚本:片桐健滋 梅本竜矢
出演:池田エライザ 渋川清彦 健太郎 光宗薫 オダギリジョー
配給:ファントム・フィルム

【ストーリー】 5歳で父親と死別し、その翌年には母親が失踪してしまった八雲御子(池田エライザ)。その後は祖母に引き取られたが、18歳になると祖母も亡くなり天涯孤独に。度重なる不幸で自分の殻に閉じこもってしまった御子のところへ、母親の弟である雷土悟郎(オダギリジョー)が現れ、住む場所とアルバイトを用意してくれることに。しかし、そのアルバイトとは、訳アリ物件に自分が住むことによって“物件を浄化する”というルームロンダリングだった。ルームロンダリングを始めて以来、幽霊が見えるようになった御子。幽霊と奇妙な共同生活を送る中、御子は失踪した母親との再会を果たすが…。

©2018「ルームロンダリング」製作委員会