『オーバー・フェンス』蒼井優による“ダチョウの求愛”も見られるらしい

山下敦弘監督『オーバー・フェンス』、シネマアイリスで鑑賞。
孤独を溜め込んで何かをこじらせた人達が生きることのイタさを醸し出してきて、心がチクチクする。
それこそが原作者の佐藤泰志の世界であるので、大満足。
想いがうまく外に伝わらない人や感情をコントロールできない人に観てほしい。

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山下敦弘『オーバー・フェンス』を観た。動物園、ソフトボール。フェンスの比喩が明確であり、また函館の低温、低湿の空気も画面に出ている。蒼井優によるダチョウの求愛の身振りが素晴らしい。

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佐藤泰志の函館三部作としては三部作全体を慰撫するように優しく仕上げたような気がする。函館には幸せな奴はいないのか!って思うけど、函館に幸せがないわけじゃないよ、というのは後味としてポジティブだった。

映画レビュー:No.418 オーバーフェンス – 映画レビュー