クリスチャン・ベイル主演の伝記映画『チェイニー』に、ジョージ・W・ブッシュ大統領役でサム・ロックウェルが出演か?

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The Hollywood Reporter

アメリカのジョージ・W・ブッシュ政権時代に副大統領を務めたディック・チェイニーの半生を描く伝記映画『Cheney チェイニー』(原題)の製作会社は、ジョージ・W・ブッシュ役をサム・ロックウェルにオファーし、最終交渉に入っているようだ。『マネー・ショート 華麗なる大逆転』の監督を務めたアダム・マッケイが本作のメガホンをとる。The Hollywood Reporterが伝えている。

クリスチャン・ベイルがチェイニー副大統領を演じ、スティーヴ・カレルが当時の国防長官であったドナルド・ラムズフェルド役を務め、エイミー・アダムスがチェイニーの妻であるリン・チェイニーを演じる。

映画では、ベイル演じるチェイニー副大統領の半生がつづられ、ベトナム戦争への徴兵逃れ、石油などの資源を取り扱う多国籍企業ハリバートンのCEO(最高経営責任者)としての活動、そしてアメリカ副大統領への就任とその後の活躍が描かれる。

ロックウェル演じるジョージ・W・ブッシュ大統領は、任期中の2001年9月11に発生したアメリカ同時多発テロに直面し、この事件以降、チェイニー副大統領がテロ対策に関する権力を握ったと言われている。

製作にはブラット・ピットらが参加し、撮影は9月から開始される予定だ。ロックウェルは、マーベル映画『アイアンマン2』などへ出演し、最近ではヴェネチア国際映画祭でプレミア上映された、フランシス・マクドーマンド、ウディ・ハレルソンらが出演する映画『Three Billboards Outside Ebbing, Missouri スリー・ビルボーズ・アウトサイド・エビング・ミズーリ』(原題)に出演しているほか、ジェシカ・チャステイン主演の西部劇『Woman Walks Ahead ウーマン・ウォークス・アヘッド』(原題)などに出演予定だ。