タイカ・ワイティティ監督が“空想上の”ヒトラーに!映画『ジョジョ・ラビット』2020年1月公開!

『マイティ・ソー バトルロイヤル』を手掛けたタイカ・ワイティティが監督・脚本・出演を務める最新作『JOJO RABBIT』(原題)が、邦題『ジョジョ・ラビット』として 、2020年1月に公開されることが決定した。併せて、特報映像と場面写真がお披露目となった。

本作の舞台は、第二次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョは、空想上の友だちのアドルフ・ヒトラーの助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。ある日、母親とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女が匿われていることに気付く。

主人公の少年ジョジョを演じるのは、9歳で俳優になることを決心し、数多くのオーディションを経て、本作で人生初のプロの仕事にして主演の座を獲得したローマン・グリフィン・デイビス。ジョジョの母親役には、『ロスト・イン・トランスレーション』、『アベンジャーズ/エンドゲーム』など人気作に出演するスカーレット・ヨハンソン。ジョジョの家に隠れていたユダヤ人の少女役には、『足跡はかき消して』に主人公の娘役で出演し批評家から絶賛されたトーマサイン・マッケンジー。さらに、ヒトラーユーゲントの教官役に、『スリー・ビルボード』で第90回アカデミー賞助演男優賞を受賞したサム・ロックウェルと豪華キャストが脇を固める。

監督・脚本、そしてジョジョの空想上の友だちであるヒトラー役を務めるのは、俳優として活躍するだけでなく、メガホンをとった『マイティ・ソー バトルロイヤル』を大ヒットへと導き、日本アニメ「AKIRA」のハリウッド版の監督にも抜擢されるなど、マルチな活躍で才能を発揮しているタイカ・ワイティティ。戦時下に生きる人々の生きる歓びと人生の真実を弾けるユーモアとともに描き、壮大なヒューマン・エンターテイメントを完成させた。

特報映像では、ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)が友人と楽しそうに訓練に励む姿や、横暴そうな教官(サム・ロックウェル)が銃の腕前を自慢げに披露する姿、母親(スカーレット・ヨハンソン)とジョジョがハグを交わす姿などが、サンダークラップ・ニューマンの1969年の全英No.1ヒット曲「Something in the air」の軽快なリズムとともに映し出されていく。遊びの延長線のような訓練から一変、実際に戦争に繰り出し呆然と佇むジョジョは一体何を思うのか?“臆病ウサギ(ジョジョ・ラビット)”とからかわれ落ち込むジョジョに対し、空想上の友だちのアドルフ・ヒトラーがブラックジョークで切り返しており、ワイティティ節が大炸裂の刺激的な映像に仕上がっている。

『ジョジョ・ラビット』
2020年1月より全国公開
監督・脚本:タイカ・ワイティティ
出演:ローマン・グリフィン・デイビス タイカ・ワイティティ スカーレット・ヨハンソン トーマサイン・マッケンジー サム・ロックウェル レベル・ウィルソン
配給:20世紀フォックス映画

【ストーリー】 第二次世界大戦下のドイツ。心優しい10歳の少年ジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)は、空想上の友だちのアドルフ・ヒトラー(タイカ・ワイティティ)の助けを借りながら、青少年集団ヒトラーユーゲントで立派な兵士になろうと奮闘していた。しかし、ジョジョは訓練でウサギを殺すことができず、教官から“ジョジョ・ラビット”という不名誉なあだ名をつけられ、仲間たちからもからかわれてしまう。そんなある日、母親(スカーレット・ヨハンソン)とふたりで暮らしていたジョジョは、家の片隅に隠された小さな部屋で、ユダヤ人の少女(トーマサイン・マッケンジー)がこっそりと匿われていることに気付く。ジョジョの頼りとなるのは、ちょっぴり皮肉屋で口うるさいアドルフだけ…。臆病なジョジョの生活は一体どうなってしまうのか!?

(C)2019 Twentieth Century Fox