「悪魔が乗船してる。残忍な悪魔だ…」本当に怖い吸血鬼伝説!『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』9月公開

不老不死のため、闇夜に人を襲って生き血を吸う“ドラキュラ”の恐ろしさを世に植え付けた、全ての「ドラキュラ」モノの原点ともいえるブラム・ストーカーによる名作小説「吸血鬼ドラキュラ」から、最恐と評される“第七章”をハリウッドが映画化した『The Last Voyage of the Demeter(原題)』が、邦題を『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』として、9月8日より公開されることが決定。併せて、予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

ルーマニアのカルパチア地方から英国ロンドンまで、謎めいた50個の無記名の木箱を運ぶためにチャーターされたデメテル号は、洋上で毎夜不可解な出来事に遭遇する。この物語は、デメテル号船長の航海日誌(キャプテンズ・ログ)に記されたおよそ一カ月におよぶ無慈悲な存在と対峙する壮絶な記録である。果たして、大海原を航るデメテル号に何が巻き起こったのか?そして謎に包まれた50個もの木箱の中身とは…?

英国へ帰国するためデメテル号に乗り込み、悪夢のようなパニックに巻き込まれていく主人公クレメンス医師を演じたのは『ストレイト・アウタ・コンプトン』でドクター・ドレー役に大抜擢され、その後『キングコング 髑髏島の巨神』や『イン・ザ・ハイツ』など話題作に出演するコーリー・ホーキンズ。そこへ、オーストラリア映画テレビ芸術アカデミー賞6冠の『ナイチンゲール』で主人公を務めたアシュリン・フランチオーシ、「ゲーム・オフ・スローンズ」で玉葱の騎士ことダヴォス・シーワースを演じたリーアム・カニンガム、マイク・ミルズ監督の『カモン カモン』での名演が話題となった子役ウディ・ノーマンらが脇を固める。そして本作で一際異様な存在感を発揮している注目のドラキュラ役は「IT/イット “それ”が見えたら、終わり。」、「REC/レック」シリーズなどで数々のクリーチャーを演じ、人々を恐怖に陥れてきた名優ハビエル・ボテットがさすがの怪演をみせ、船の乗組員のみならず、劇場の観客をも逃げ場のない洋上でのパニックへと誘う。

監督は、本作の脚本を読んですぐに「洋上のエイリアン」をイメージしたという、ホラー映画の気鋭、『スケアリーストーリーズ 怖い本』のアンドレ・ウーヴレダル。製作には『ブラック・スワン』でアカデミー賞(作品賞)にノミネートされたマイク・メダヴォイ、アーノルド・メッサー、そして『MEG ザ・モンスター』をはじめとするホラー作品の他、『15時17分、パリ行き』、『アメリカン・スナイパー』、『グラン・トリノ』、『硫黄島からの手紙』、『ミリオンダラー・ベイビー』など数々のクリント・イーストウッド監督作品で撮影監督を務めるトム・スターンが参加するなど一流のキャスト・スタッフが集結し、デメテル号を脅かすドラキュラを緊張と大迫力で捉えた映像に仕上がっている。

予告編では、内容物が不明の木箱を英国まで輸送する乗組員たちと、主人公クレメンス医師(コーリー・ホーキンズ)、エリオット(リーアム・カニンガム)が溺愛する孫のトビー(ウディ・ノーマン)らがデメテル号に乗り込み、大海原に向け航海に出る様子が映し出される。荘厳なデメテル号に感激するクレメンスだが、そんな平和な時間もつかの間、ある夜、家畜が“何か”によって惨殺されてしまう。死体を診て「咬まれた痕がある」と分析するクレメンスと、それを聞いて不穏な空気が漂う船内。そして遂に嵐とともに恐怖の“ドラキュラ”が夜のデメテル号に姿を現す…。赤い目に大きな牙というドラキュラの代名詞に加えて、大きくとがった耳と翼、青白い身体、と見ているこちらもゾクッとしてしまうほど不気味な風貌をしたドラキュラ。乗組員たちは血を吸われるだけでなく、身体に異変も起きはじめ、逃げ場のない洋上で絶体絶命のなか緊迫感溢れる映像が次々と展開。“本当に怖い吸血鬼伝説”の幕開けに誰もが期待が高まること間違いなしの映像となっている。

『ドラキュラ/デメテル号最期の航海』
2023年9月8日(金)より、全国公開
原作:ブラム・ストーカー「吸血鬼ドラキュラ」(角川文庫) 製作:ブラッドリー・J・フィッシャー マイク・メダヴォイ アーノルド・メッサー
監督:アンドレ・ウーヴレダル
脚本:ブラギ・シャットJr. ザック・オルケウィッツ
出演:コーリー・ホーキンズ リーアム・カニンガム デヴィッド・ダストマルチャン アシュリン・フランチオージ  ハビエル・ボテット ウディ・ノーマン
配給:東宝東和

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