ビートたけし初の書き下ろした恋愛小説を、タカハタ秀太監督が主演二宮和也、ヒロイン波瑠で映画化する『アナログ』が10月6日より公開される。このほど、追加キャストとして、藤原丈一郎(なにわ男子)、鈴木浩介、坂井真紀、筒井真理子、宮川大輔、佐津川愛美らの出演が発表された。
毎週木曜日、あの場所で、あなたに会える。携帯を持たない彼女に、僕は恋をした。好きだから、会いたい。いつの時代も変わらない“アナログ”な想いを描く、懐かしくて新しいラブストーリー。
二宮和也演じる悟はデザイン会社で働くデザイナー。そんな悟を慕う大阪支社の後輩・島田紘也を演じるのは、2021年にデビューし、今年のNTV「24時間テレビ」のメインパーソナリティに抜擢された「なにわ男子」のメンバー・藤原丈一郎。主演の二宮とは初共演となるが、持ち前の社交力と関西弁で大阪支社のムードメーカー・島田を見事に演じ切った。
そして、悟が務める東京本社の直属の上司・岩本修三役に「LIAR GAME」(07/CX)や「癒されたい男」(19/TX)で知られる鈴木浩介。「ドラスティック」「イシュー」といったカタカナビジネス用語を多用し、周囲を困惑させる役柄として、作品にコミカルな味付けを加える。
さらに、悟の母・玲子の担当医・浅井陽子役に『ノン子36歳(家事手伝い)』(08)や『銀河鉄道の父』(23)などで印象的な演技を魅せる坂井真紀、悟がデザインを担当するイタリアンレストランのオーナー・椎名順子役に『淵に立つ』(16)、ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(22/KTV)、 『波紋』(23)など国内外で圧倒的な支持を受ける筒井真理子、島田の上司・高橋俊和役にバラエティ番組から俳優業までマルチな活躍を魅せる宮川大輔、浜野謙太演じる山下(悟の友人)の妻・香織役に『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』(07)、『ヒメアノ〜ル』(16)などの佐津川愛美。確かな演技力と才能を兼ね備えた俳優陣が、偶然の出会いから始まる運命の恋を彩る。
『アナログ』
2023年10月6日より、全国公開
原作:ビートたけし「アナログ」(集英社文庫刊行予定) ※2023年6月20日予定
監督:タカハタ秀太
脚本:港岳彦
監督:タカハタ秀太
出演:二宮和也 波瑠 桐谷健太 浜野謙太 藤原丈一郎(なにわ男子) 坂井真紀 筒井真理子 宮川大輔 佐津川愛美 鈴木浩介 板谷由夏 高橋惠子 リリー・フランキー
配給:アスミック・エース=東宝
【ストーリー】 手作り模型や手書きのイラストにこだわるデザイナーの水島悟は、自らが内装を手掛けた喫茶店「ピアノ」で、謎めいた女性・みゆきと出会う。自分と似た価値観を持つみゆきに惹かれた悟は、意を決して連絡先を聞くが、なぜか彼女は携帯を持っていなかった。「お互いに、会いたい気持ちがあれば、会えますよ」。みゆきのその言葉をきっかけに、ふたりは毎週木曜日に「ピアノ」で会う約束を交わす。週に一度だけ。会える時間を大切にして、ゆっくりと関係を深めていく2人。やがて想いを募らせた悟は、彼女にプロポーズすることを決意する。しかしその当日、みゆきは突然「ピアノ」に現れなくなり…。
© 2023「アナログ」FP © 2023 T.N GON Co., Ltd.