『最強のふたり』の仏ゴーモン社が製作費30億円をかけて贈る、世界的歌姫セリーヌ・ディオンをモデルにしたラブストーリー『Aline the VOICE of love(原題)』が、邦題『ヴォイス・オブ・ラブ』として今冬に公開されることが決定した。併せて、ティザービジュアルがお披露目となった。
アルバム総売上2億5000万枚を超え、グラミー賞を5回受賞した世界的歌姫セリーヌ・ディオン。14人兄弟の末っ子として生まれ、後の夫となるプロデューサーのレネ・アンジェリルに才能を見いだされた彼女は12歳で歌手デビュー。以降、スーパースターとしての階段を駆け上がり、映画『タイタニック』のテーマ曲である「マイ・ハート・ウィル・ゴー・オン」や映画『美女と野獣』の「Beauty And The Beast」など、誰もが一度は聞いた事のある数々の名曲を世に贈り出してきた。
本作では、絶対的スーパースターとして今なお輝きを放ち、近年ではファッションアイコンとしても注目を集めるセリーヌの半生を初めて映画化。ひとりの少女が世界的歌姫へと成長していく姿を描きながら、12歳のデビュー当時から密かに恋心を寄せてきたプロデューサーとの大恋愛を、セリーヌの大ヒット曲はもちろん、同時代の不滅の名曲たち約30曲に乗せてゴージャスに映し出す。
監督と脚本、さらに主演を務めたのは、フランスが誇る国民的スター、ヴァレリー・ルメルシエ。セリーヌの膨大な過去資料を丁寧に調べ上げ、ユーモアとフィクションを交えながらも彼女の半生を忠実に再現。時代を超えて愛される「オール・バイ・マイセルフ」「アイム・アライヴ」などの不滅ソングが、大迫力のライブシーンで蘇る。ひとりの少女がスターダムを駆け上った輝かしい栄光、そして、スターとして、ひとりの女性として感じる孤独と重圧…。そんな彼女を、常に側で支え続けたプロデューサーとの一途な愛…。これまで語られることのなかった、世界的歌姫の知られざる愛の物語が、いま明かされる。
本作は、本年度カンヌ国際映画祭アウト・オブ・コンペティション部門の正式選出作品として、パリ時間7月13日19時00分(日本時間7月14日AM2時00分)に現地で上映される。レッドカーペットには、主演ヴァレリー・ルメルシエほか、ダニエル・フィショー、シルヴァン・マルセル、アントワン・ヴェジーナ、ロック・ラフォーチュンが登壇する予定だ。
『ヴォイス・オブ・ラブ』
今冬 ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
監督・脚本・出演:ヴァレリー・ルメルシエ
出演:シルヴァン・マルセル ダニエル・フィショウ ロック・ラフォーチュン アントワーヌ・ヴェジーナ
配給:セテラ・インターナショナル
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