スコット・イーストウッド、オーランド・ブルームらが全方位からの総攻撃に立ち向かう!『アウトポスト』予告編&ポスタービジュアル

2009年10月3日アフガニスタンで、その基地はタリバンの精鋭部隊による総攻撃を受け、14時間にも及ぶ過酷な戦闘が繰り広げられた。その一部始終を、生々しい人間模様と、ひりつくようなアクションで描く映画『アウトポスト』が、3月12日より公開される。このほど、本作の予告編とポスタービジュアルがお披露目となった。

本作は、ジェイク・タッパーによるノンフィクション小説「The Outpost: An Untold Story of American Valor(原題)」に基づき、2009年、アフガニスタンの山奥に設置された前哨基地で勃発した「カムデシュの戦い」での知られざる実話を描いたミリタリー・アクション。アフガニスタン東部、パキスタンとの国境付近に位置する米軍のキーティング前哨基地が、夜明け前にタリバンの戦闘員300人以上による襲撃を受け、約50名の米軍兵が圧倒的な勢力を誇るタリバン兵による組織的な猛攻撃に立ち向かった。

予告編では、至る所から銃弾が降り注ぎ、爆破音が止まず、逃げ場などどこにもないアウトポスト=前哨基地で、圧倒的な数のタリバン兵による猛攻撃に死にもの狂いで立ち向かう米軍兵の姿が映し出され、観る側も戦場に放り出されたかのような息つく暇を与えない臨場感溢れる映像になっている。周囲を山に囲まれ、攻撃されやすい場所にある前哨基地は常に攻撃を受ける日々だったが、ようやく撤退が決まり兵士たちが喜ぶのも束の間、それを知ったタリバン兵たちの苛烈な総攻撃が始まる。

ポスタービジュアルには、スコット・イーストウッド、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、オーランド・ブルームら豪華出演陣の鬼気迫る表情が収められ、「生き抜くこと。それだけが正義―。」のキャッチコピーが、米国陸軍史上最大の悪夢と言われた激戦の凄まじさを物語る。

『アウトポスト』
3月12日(金)より、新宿バルト9ほか全国ロードショー
監督:ロッド・ルーリー
脚本:エリック・ジョンソン
出演:スコット・イーストウッド ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ オーランド・ブルーム ジャック・ケシー マイロ・ギブソン
配給:クロックワークス

【ストーリー】 アフガニスタン北東部に位置するキーティング前哨基地。米軍の補給経路を維持するための重要拠点とされていたが、派遣されてきたロメシャ2等軍曹ら兵士たちは、その地をひと目見て驚愕する。そこには基地として致命的な欠陥が存在していたのだ。四方を険しい山に囲まれた谷底に位置しており、敵に包囲されれば格好の的となる。つまり、防御面からすると圧倒的に脆弱なのだ。いつタリバン兵の銃弾が撃ち込まれてもおかしくはない。案の定、日々襲いくる攻撃の中、誰かが命を落としていく。「もし圧倒的多数の敵に囲まれたら…」彼らの日常は文字通り死と隣り合わせだった。そしてその日、ついに恐れていたタリバン兵の総攻撃が開始された。それは後に「カムデシュの戦い」と呼ばれる、アフガニスタン紛争で最も過酷な激戦の幕開けだった。