ブルック・シールズ「旅は始まったばかり」大腿骨骨折から回復に向かっている姿を公開!

『青い珊瑚礁』、『エンドレス・ラブ』などで知られるブルック・シールズが、右大腿骨を骨折する大怪我を負った後、元気な姿をインスタグラムで公開した。

▲ブルック・シールズのインスタグラム(brookeshields)より

現在55歳のブルックは、1月下旬に右大腿骨を骨折。包帯が巻かれた腕やギプスで固定された脚、医療機器が体に装着された姿を公開した。回復に向かっていることを報告したブルックは、「長い道のりだったけど、旅は始まったばかりよ」と、ポジティブなメッセージを投稿している。

▲ブルック・シールズのインスタグラム(brookeshields)より

▲ブルック・シールズのインスタグラム(brookeshields)より

▲ブルック・シールズのインスタグラム(brookeshields)より

米メディア「People」によると、ブルックはニューヨークのジムでバランスボードから落下し、右大腿骨を骨折してしまったという。事故を振り返ったブルックは、「今まで聞いたことがないような音が出たわ。痛みは耐え難いほどだった」と語る。

救急車で病院に搬送されたブルックは、複数回の手術を受けることに。2週間ほどで退院することができたが、今度はブドウ球菌感染症を発症し、緊急手術と3度の輸血が行われた。ブルックは「最初はMRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌=抗生物質に耐性のある菌の一種)かもしれないと言われたけど、そうじゃなくて良かった。MRSAだったら、時間との闘いだったと医者に言われたわ」と語っている。

現在は、リハビリに励んでいるというブルック。階段を上ることもできず、立ち上がるだけでも精一杯だったため、「これまでの人生で初めて『最後まで頑張れない』と思った」「この無力感はショックだった」と打ちひしがれていたことを明かした。

2005年に産後うつを経験し、今回の怪我を「乗り越えられるのは自分だけ」と感じたというブルック。2月下旬に松葉杖をついてリハビリ中の動画をインスタグラムに公開していた彼女は、「あなたがどんなことに挑戦していようと、自分のために、前進するために、前向きな選択をしましょう」というメッセージを発信している。

ブルックは、わずか生後11か月でモデルに起用され、1977年に『アリス・スイート・アリス』で主人公の妹役で映画デビュー後、『プリティ・ベビー』(1978)で12歳の娼婦役を演じて注目される。1948年に公開された同名映画のリメイク『青い珊瑚礁』(1980)、フランコ・ゼフィレッリ監督の『エンドレス・ラブ』(1981)で主演を務め、世界的な人気を得た。アダム・マッケイ監督の『アザー・ガイズ 俺たち踊るハイパー刑事!』(2010)では、本人役でカメオ出演している。

近年は、「ザ・ミドル 〜中流家族のフツーの幸せ〜」シーズン1〜9(2010〜2018)、「9-1-1:LA救命最前線」シーズン3(2018)、「LAW & ORDER:性犯罪特捜班」シーズン19(2018〜2019)、「ジェーン・ザ・ヴァージン」シーズン4〜5(2018〜2019)などのドラマシリーズにゲスト出演している。私生活では、脚本家で映画プロデューサーのクリス・ヘンチーと2001年に結婚。17歳の長女ローワン、14歳の次女グリアがいる。