テイラー・スウィフト、米大統領選で民主党のジョー・バイデン候補を支持!ブルーカラーの手作りクッキーを披露

ミュージカル映画『キャッツ』などに出演した人気歌手のテイラー・スウィフトが、米大統領選挙で民主党のジョー・バイデン候補を支持することを自身のインスタグラムで明かした。

▲テイラー・スウィフトのインスタグラム(taylorswift)より

11月3日に控える大統領選挙に向けて、テイラーは、民主党の大統領候補であるジョー・バイデンと副大統領候補のカマラ・ハリス上院議員の支持を表明し、「私がジョー・バイデンに投票する理由について、Vマガジン(V Magazine)で話した」と投稿。

10月7日にハリス上院議員と共和党のマイク・ペンス副大統領の討論会が行われ、TV放送前には「(討論会を)見ながらTVに向かって叫んで、カマラ・ハリス議員を応援するつもり。カスタムクッキーも作ったよ」と、手作りのアイシングクッキーを披露した。民主党のイメージカラーである青をベースにしたクッキーには、民主党のペアを応援する「バイデン・ハリス2020(Biden Harris 2020)」の文字がデコレーションされている。

テイラーは、Vマガジンの「The Thought Leaders」号のインタビューで、「私たちが最も必要とする変化は、有色人種の人々が安心し、自分たちの意見が反映されていると感じることは当然であり、女性が自分の体に起こることを選択する権利があること、LGBTQIA+のコミュニティが認められ、受け入れられるに値すると認める大統領を選出することです。全ての人は、世界的な健康上の危機を真剣に受け止め、国民の命を最優先する政府に値します」と語り、「今年の大統領選挙では、ジョー・バイデンとカマラ・ハリスに自信を持って投票します」と宣言している。

▲テイラーが公開したVマガジンのカバー
テイラー・スウィフトのインスタグラム(taylorswift)より

テイラーは長年、自身の政治的な立場を明らかにしてこなかったが、2018年の中間選挙で民主党を支持すると表明した。Twitterでは、共和党のドナルド・トランプ大統領を批判するメッセージも発信している。

テイラーが登場したVマガジンの「The Thought Leaders」号には、このほかにも、マーベル映画のキャプテン・アメリカ役でおなじみのクリス・エヴァンス、『ハンガー・ゲーム』シリーズで知られるジェニファー・ローレンス、俳優のウィル・スミスの息子で俳優&ラッパーのジェイデン・スミス、人気シンガーのビリー・アイリッシュら著名人がアメリカの政治と選挙について語っている。

テイラーは、シングル「ティム マックグロウ」(2006)とアルバム「テイラー・スウィフト」(2006)で歌手デビュー。「フィアレス」(2008)でグラミー賞年間最優秀レコードを史上最年少で受賞し、その後もアルバム「スピーク・ナウ」(2010)、「レッド」(2012)、「1989」(2014)、「レピュテーション」(2017)、「ラバー」(2019)をリリースしている。グラミー賞を10度受賞した経験を持つ。

役者としては、『バレンタインデー』(2010)で女優デビュー。その後も『ロラックスおじさんの秘密の種』(2012/声の出演)、『ギヴァー 記憶を注ぐ者』(2014)へ出演を果たす。人気ミュージカルを実写映画化した『キャッツ』(2019)ではメス猫グループのリーダー、ボンバルリーナ役を熱演し、同作にて作曲家アンドリュー・ロイド・ウェバーと共同制作した主題歌「ビューティフル・ゴースツ」は第77回ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞にノミネートされた。さらに、今年1月には自身のドキュメンタリー映画『ミス・アメリカーナ』が、Netflixにて公開された。