MC:ありがとうございます。本作は観終わった後に、大切な人とキスをしたくなる映画ということで、長澤さんと山田さんのたくさん素敵なキスシーンがあったと思うんですが、皆さんの理想のキスシチュエーションをぜひ教えていただきたいと思います。
福田:(笑)。二朗さんにも聞くんですか?
佐藤:なんも思いつかないんだけども(笑)。聞きたいと思わないでしょ?こんなおっさんの。
福田:でも二朗さん、嫁にも拒まれるんでしょ(笑)。
佐藤:お前、事実を言うな!
MC:まずは山田さんから。
山田:いわゆる理想のキスをハワイでいっぱい撮影でやったので。
福田:今回のキスシーンではどれが好き?
山田:瑠衣のその時の服とか、総合的なことになるんですけど、僕は博物館の…
福田:あー!そうか。クジラの骨の後ろのやつだ。
山田:しかも耳元で「ファーストキスって最高」って(笑)。
ムロ:キスした後にそんなこと言う人いるの!?言われたいねー。
福田:あれはいいなあ。あそこは、許可が下りなくて、時間的制限があって。ライト使ったらダメなんですよ。その場の空気で、最小限の人数でサッとキスしてもらって、サッと出てきたんだけど、そんな感じもたまんなかったんでしょうね?人も少なかったし。いいですねえ〜。
佐藤:あなたはさあ、監督なの?本当に。さっきさあ、孝之にさあ、理想のキス聞いてさ、「あ、あれだ。あのシーンだ。グシラの骨の後ろで撮った」って、お前それ、逆の感想だろ。
福田:だってあれ、いいじゃないですか。俺はちなみにパイナップル畑のがいちばん好きですよ。パワー注入ね(笑)。
山田:自分がその日に足したセリフじゃないですか!?
福田:(笑)。まさみちゃんがね、「手が疲れた」って言うんですけど、山田くんが振り返って「パワー注入。チュ」って(笑)。これいいでしょ?最高の思いついたと思って山田くんに言ったら「そうすか…」って、ものすごい拒否感を(笑)。山田くんに提案して、あんなに拒否感を感じたのは初めてですね(笑)。
佐藤:そのパイナップル畑の時に、俺と太賀はロケバスで待ってたんだよね。そしたら、孝之がロケバスに帰ってきて「ふー…。長澤まさみとキスし&%$!てきた」ごめん、大事なところでかんじゃった(笑)。全部台無し(笑)。
福田:あの時、面白かったのは、なかなか上手くいかなかったんですよ。風が強くて。カメラがブレちゃうんですよ。なかなかOKテイクが撮れなくて、十何回もやってるんですよ。十何回もキスしてるんですよ。でも終わって、本当に申し訳ないと思って、山田くんに「本当にごめんなさい」って謝ったら、山田くんが「大丈夫です。これはこれで」って(笑)。
佐藤:これはこれで(笑)。
福田:イイ顔して言ってたなあ(笑)。
MC:続いて長澤さんからも、理想のキスシチュエーションを。
福田:聞きたいね。プライベートでしょ?
佐藤:言いにくくなるから、それ!
(全員、長澤の言葉待つ)
長澤:…特にないです。
全員:(笑)。
福田:こんなキスされたらハマるってことですか?
MC:そうですね。
佐藤:お前、どんどん、なんか。まあいいや。
福田:さっきから、お前って言うなよ、監督だぞ。
佐藤:あ、監督? 監督か(笑)。
ムロ:選択制にしよう。唐突キッスか、「この人私にキスしようとしているな」というキス、選ぶならどっち?
長澤:えー、唐突?
福田:唐突ってどういうことなの?
ムロ:唐突キッスです。
福田:普通にふわーとしてたら、スパーン!みたいな?
ムロ:夜景とか花火見ながら、会話がないのに今日キスするのかな?みたいな間がなく、花火上がったら急にこう(キスする)みたいな。
福田:前振りなしでしょ?食い気味にいくんだ?まさみちゃん、それがいいんだ?
長澤:いや、そんな感じではなくて、さりげなく唐突がいいです。スムーズな感じがいいですね。
ムロ:スムーズ唐突かあ。
佐藤:スムージーだ。世に言うスムージーだ。
福田:世に言うスムージーってなんだよ(笑)。