MC:そんな本作のお話をうかがった時の最初の印象というか、気持ちはどういったものだったのか伺いたいのですが。まずは山田さんから。
山田:18年ぐらい俳優をやっていた状態なんですけど、やっとご褒美が来たなと思いました。結構ずっと仕事をしていて、大変なこともいろいろあったんですよ。そんな中で、福田組でハワイで長澤さんと一緒で、チューいっぱいする(笑)。(会場爆笑)もっと言ってしまえば、仕事ですから。
福田:実はメールで(山田に)「こんな話があるんですけど」って言っちゃったんですよ。「どうですか山田くん」って言ったら、山田くんの答えが「断わる理由がありません」(笑)。
山田:一応、探したんですよ。断わる理由を。いくら考えても出てこなかったです。
MC:それはキスがいっぱいできるからなんですか?
山田:違います。
佐藤:あなたも何を言ってるんだ!?(会場爆笑)
福田:そういう映画じゃないよ!
佐藤:いや。そういう映画だけど。
福田:キスをいっぱいする映画ではないよ(笑)。
MC:そうですね。失礼いたしました。でもご褒美と受け取っていいような。
山田:いや、ごめんなさい…。(マスコミ席を見渡して)あー、もう書いてるな…。遅いか。冗談です。全部冗談です。全部ウソです。あのー、私ですね、昔よくラブストーリーをやっていたんですよ。テレビドラマとかで。そこから、しばらく他のことがやりたいなってことで、いろいろとやってたんですよ。その中で福田監督と「勇者ヨシヒコ」とかもやってきて、そろそろラブストーリーがやりたいなと、何年か前に本当に思ってたんですよ。4年ぐらい前から。そしたら来たんですよ。これは断わる理由がないですよね。
勝矢:でも最初の聞いちゃってるからな(笑)。
佐藤:そうだねえ…最初のが(マスコミに)使われると思うよ。
山田:…いい、好きなように書けばいい(怒)。(会場爆笑)
福田:今のを記事にしてくださいね。
山田:(マスコミ席を見渡して)絶対しないのは分かってるから(怒)。(会場爆笑)
MC:ありがとうございます。続いて長澤さん。一番最初のお話を聞いた時はいかがでしたか?
長澤:そうですね、福田さんとは『銀魂』で一緒にお仕事させていただいたんですけど、3日間ぐらいしか撮影がなくて、ちゃんとガッツリ一緒に仕事をしたことがないなと思っていたので、やっと福田さんと一緒にお仕事ができると思ったのと、山田さんとも11年前に一緒に仕事をやって以来、久しぶりの共演だし、数年前に山田さんがやっていたドラマに少しだけナレーションと出演させてもらったくらいで、ちゃんとお芝居できてなかったので、これは楽しそうだなという気持ちで。とても嬉しかったのを覚えています。