【全文掲載】豊川悦司「中村君としゃべりたくて仕方がありませんでした」、中村倫也「予想より遥か上空のチャーミングさ」“迷”バディ誕生に大満足!?

MC:車の中で距離も近いですからね。

中村:あと、助手席が狭そうでした(笑)。足が長くて。僕は余ってたんですけども、折りたたんでいらっしゃって。なかなか助手席に座っている豊川さんをリアルに見ることもないと思いますので。以上です(笑)。

MC:配信という企画にご参加されたご感想はいかがです?

中村:企画だったり本だったり、この人たちという時点で、すごく楽しそうだなと思いましたし、配信ならではの制約の少なさなもあるんじゃないかなとか、またこれが全世界で観られますから、いろんな良さがたくさん詰まった作品になるんじゃないかなという期待値がありましたね。

MC:ありがとうございます。そして木村さん、本作はご自身初めての配信作品へのご出演ということで、オファーを受けたときはどういったお気持ちでしたか?

木村:とても嬉しかったです。じろうさんに実は質問があって、脚本をお書きになるときに、美里は当て書きだとおっしゃってくださったんですね。でも美里って蓋を開けたら結構どぎつい性格で、人の話を全く聞かないんですよね。人が喋ってる間に乗っかって、自分の話にすり替えて…。あの…、この役は私にピッタリだっておっしゃられたというんですけど、そんな風に思われたのかなぁと思って伺ってみたかったんですけど…?

じろう:僕が持っている木村さんのイメージそのままです。

木村:やっぱり!?そう思われてたんですね!?

じろう:元気なんすよ(笑)。今日も、楽屋が離れてたんですけど、すごい声が聞こえてきて(笑)。やっぱり木村さんでピッタリだったなって(笑)。

木村:「楽屋の佳乃はうるさい」って言われますよ(笑)。すいません(笑)。やっぱり、そうなんですね。人の話はちゃんと最後まで聞こうと思いました。

MC:この話を聞いて本作をご覧になったらびっくりするでしょうね。

木村:え!? でも、あんなに聞かなくはないですよ!? ね!? 倫也くん、そんなことないよね!?

中村:今も食い気味に答えてましたから(笑)。

木村:えー、嫌だ~(笑)。ちょっと自分のいけない一面を勉強しました…(笑)。

MC:とてもチャーミングだと思っておりますが(笑)。そして岸谷さん、岡山さん、岸井さん。とある倉庫を舞台にした3人の掛け合いが大変面白かったんですけれども、岸谷さんは本作が初共演だと伺ってびっくりしました。今回の共演はいかがでしたか?

岸谷:そうなんです、我々変態チームは、初めてシーンでみんな会うんですけども、天音くんも岸井ゆきのちゃんも初めてで、それがとっても良かったなと思います。こういう芝居をどう演じるんだろうということが全く想像つかない中で、3人でそのセリフを言い出すので、それが本当に新鮮で、脚本の中にある面白さが増幅されていったような気がしました。私も天音くんも変態チームの変態だと言えば変態ですけど、一番の変態は岸井ゆきのちゃんなんで(笑)。この可愛い顔で変態ぶりですよ。もうずっと楽しかったです(笑)。

MC:岡山さんはいかがですか?

岡山:岸井さんは、何回もいろんな役でご一緒させていただいていたんですけど、こんなにちゃんとお芝居するのは初めてで。すごい面白かったですね。岸谷さんは今回初だったんですけど、僕がちょっとボクシングの練習を別の仕事でしないといけなくて、岸谷さんもすごいボクシングがお好きだったので、2人でシュッシュ言いながら倉庫の隅でシャドーボクシングをやったのがすごい面白かったです。

岸谷:作品と全く関係ない息抜きとして、2人で端っこでシュッシュってシャドーボクシングしてました(笑)。

岡山:そうなんですよね、静かな倉庫で、2人の息遣いだけが響いてました(笑)。

MC:岸井さんは、いかがでしたか?

岸井:そうなんですよね、茉莉ちゃんってすごい変な子で(笑)。3人で共演というのは初めてで、初めて3人でセリフを交わした時に、英監督が「何してんの!? 何を言うんだ茉莉ちゃんは!?」みたいなことをおっしゃってたんですけど、私はセリフ通りにしかしゃべってなくて、全員セリフ通りにしかしゃべってないのに「何言ってんだろう?」って監督が思ってくださるような面白いシーンを毎日できたことが本当に楽しくて(笑)。きっと拉致される役の中で一番面白い日々を過ごせたんだろうなっていうのは、本当に日々感じてました。楽しかったですね。