豊川悦司「364日、充実させたくない?」、中村倫也「ヒリヒリしてきた!」「No Activity/本日も異状なし」予告編

英勉が監督、シソンヌのじろうが脚本を手掛け、豊川悦司が主演、中村倫也が共演する刑事バディドラマ「No Activity/本日も異状なし」が、12月17日よりAmazon Prime Videoにて独占配信される。このほど、本作の予告編と場面写真がお披露目となった。

本作は、出世を諦めた万年ヒラ刑事の時田信吾と、人たらしな新米刑事・椎名遊のバディが、麻薬捜査の張り込み中に巻き起こす、ありえないような騒動を描いた新感覚のコメディ・刑事ドラマ。

予告編冒頭、時田(豊川悦司)は心に響く渋い声と、様々な難局を乗り越えてきたような貫禄で「捜査は、局面が動くその瞬間に立ち会えればいい」と名言を残す。流石は現場慣れするベテラン刑事!…と言いたいところだが、マネキンと戯れ、銃を構えながら「イメージは出来ている」とうそぶく姿をみせ、直ぐにメッキが剝がれる。そんな時田と初めてバディを組むことになった新米刑事の椎名(中村倫也)。捜査中に“迷言”ばかり口にする時田に初めこそ距離を置くが、“刺激”を求めて警察官になったというちょっと変わった椎名は、次第に時田の底なし沼のような魅力にハマっていく。そんな二人に指示を送る警視庁無線連絡室には、空気が読めず常にマウントをとろうとするベテラン指令官・里見美里(木村佳乃)や、真面目な純情派なのにキレると危険な新人指令官・大平阿漓羅(清野菜名)のコンビ、そして小心者でド変態な小悪党・諌山(岸谷五朗)、サイコパスな犯罪ストーカー・一条(岡山天音)、一条が麻薬の取引現場で人質にとる、生配信に全てをかけるSNS依存症の茉莉(岸井ゆきの)とクセものばかりのキャラクターが登場。国際的な麻薬取引という大事件を舞台に、捜査そっちのけでやりたい放題しはじめる時田と椎名の暴走は、やがて周りを巻き込みながら、現場を更なるカオスに陥れていく。緊張感あふれる現場で繰り広げられる、自由気ままな会話からは、全く事件解決の糸口が見えないが、彼らが紡ぐ予想もできない物語への期待は高まるばかりだ。

本作の舞台は、時田と椎名のバディが待機する麻薬捜査の張り込み現場、美里と阿漓羅が任務にあたる警視庁無線連絡室、そして諌山と一条の犯人コンビと、人質の茉莉が囚われる取引現場の3ヶ所。それぞれの場所で展開される、臨場感とユーモア溢れる会話劇は、重なり合う偶然によって次第に結びつき、作品をあらぬ方向へと導く。主人公の時田を演じた豊川は、本作に関して「じろうさんの脚本が秀逸でした。個性溢れる登場人物たちのやり取りと、彼らが織りなす先の読めない物語を楽しんで頂きたいです」と語り、お笑い界きってのコント職人としても名を馳せるシソンヌ・じろうの脚本を激賞する。

Amazon Originalドラマ「No Activity/本日も異状なし」
12月17日(金)より、Amazon Prime Videoにて独占配信(全6話)
監督:英勉
脚本:じろう(シソンヌ) 土屋亮一
音楽:松本晃彦
出演:豊川悦司 中村倫也 木村佳乃 清野菜名 岸谷五朗 岡山天音 岸井ゆきの

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