【全文掲載】大島優子、大沢たかおに苦言「冷たい男」!? 赤楚衛二、寺田心の“ある行動”に「寿命が縮んだ」

MC:杉咲さんはいかがでしょうか?

杉咲:私は心くんだと思います。心くんは、ご飯がすごく好きで、いつも休憩時間になるとすごくテンションが上がって、楽しそうにしている姿が印象的なんですけど、一回栃木でロケをしていたときに、早く撮影が終わって、心くんと私達で餃子を食べに行ったんですね。そしたら、普段すごく礼儀正しい心くんが、その時はお店に着いた瞬間に私の手を握ってくれて、「早く行こ!」って言って席まで案内してくれたのが、すごくうれしくて(笑)。食べることになると、とっても無邪気な姿が見られて、すごくピュアだなと思いました。

赤楚:僕も心くんだなって思っていて、妖怪は(笑)。中学1年生の段階で、まず僕はこの受け答えを絶対できなかったので、そういう部分で妖怪だなって思いますし、確かに食のことになると本当に人が変わったようにピュアになって。僕と心くんの地元が近かったりして、知っているお店の話とかするんですけど、僕の知識量より倍以上詳しくて、なんか僕のほうが長く生きてたのになーと(笑)、ちょっと情けない気持ちになるぐらい詳しかったですね。

寺田:ありがとうございます(笑)。本当に食べることが大好きなので(笑)。

MC::三浦さんはどなたですか?

三浦:僕も心くんかなとは思ったんですけど…。僕から見たら、みんなお芝居妖怪みたいなものなので(笑)。すごい緊張するような現場だったんですけど、ここに並んでないで方で言うと、(HIKAKIN演じる)妖怪ひかきんかなと思いますね。頭良すぎるんじゃないかというか、パイオニアみたいな人なんで、よくその道を切り開いたなという人なんで、なんか妖怪っぽいなぁと思ってましたね。

MC:監督、HIKAKINさんのキャスティングはどんなところが決め手だったんですか?

三池:結構観てくれるんじゃね? みたいな(笑)。今、すげーんじゃね?っていう(笑)。存在そのものが妖怪ですよね。そういう意味で。圧倒的なのは大沢さんですけどね。唯一、妖怪としてのメッセージを直接、我々にぶつけてくれる役なんですけど、その説得力たるや、人間ではあんな説得力出せない。まさに妖怪からじかに言われている感じがするんで、それはそのまま今日皆さんが受け取っていただいて、出演している皆さんの、それぞれ個性的な魅力っていうのを楽しんでもらえればと思っています。

MC:大沢さん、監督から妖怪返しされましたけど。

大沢:光栄なことだなと思います(笑)。

MC:どうもありがとうございました。さあ、お時間です。最後に代表いたしまして三池崇史監督、そしてキャストを寺田心さんから一言ずつお挨拶をいただきたいと思います。

三池:今日は本当にありがとうございました。今、日本にいる我々にとって非常に勇気を与えてくれる作品だと思います。エンターテインメントなんで楽しんでいただいて、少し明るくなって希望を見出して、明日少し楽しくなってもらえば、それでこの映画の存在した意味と我々が映画を作った意味がそこにあると思いますので。ちょっと怖いかなー?って、皆さんが考えているのと、ちょっと違うかも分からないんですけど、最後までゆっくりと浸って楽しんでいただければと思います。本当にありがとうございました。

寺田:この撮影で渡辺ケイを通して、僕自身一回りも二回りも成長したような気がしています。そしてその機会を与えてくださった三池監督に、そして携わるたくさんのスタッフの皆さんに感謝します。このご時世ですが、映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』が映画館で上映されることをとても幸せに思います。今日は本当にありがとうございました。

『妖怪大戦争 ガーディアンズ』
8月13日(金) 全国ロードショー
監督:三池崇史
製作総指揮:角川歴彦
製作総指揮・出演:荒俣宏
脚本:渡辺雄介
主題歌:いきものがかり「ええじゃないか」
出演:寺田心 杉咲花 猪股怜生 安藤サクラ 大倉孝二 三浦貴大 大島優子 赤楚衛二 SUMIRE 岡村隆史 遠藤憲一 石橋蓮司 柄本明 大森南朋 大沢たかお 北村一輝 松嶋菜々子
配給:東宝 KADOKAWA

【ストーリー】 太古の日本列島を分断していた大きな溝、フォッサマグナ。かつて海の底だったこの場所で、地中深く眠る古代の化石たちが一つに結集し、巨大な妖怪獣へと姿を変えて東京へと向かうのだった。人間からは妖怪獣の姿は見えず天災にしか見えない。人々が怯える中、日本の妖怪たちは、このまま妖怪獣が東京に向かえば、太古の結界を破壊し、世界が滅亡の危機を迎えてしまうと危惧する。東京への到達を阻止するため、妖怪たちは平安時代に実在した伝説の妖怪ハンター・渡辺綱(北村一輝)の血を受け継ぐ、埼玉県・所沢市の小学生・渡辺兄(寺田心)の存在を突き止め、妖怪の世界へと招き入れる。自分の血筋も知らない普通の気弱な小学生の兄は、突然現れた妖怪たちに驚きを隠せない中、妖怪たちから世界を救ってくれと頼まれる。果たして、世界を救う勇者に選ばれ、伝説の刀・鬼切丸を授けられた少年の運命は?そして妖怪たちの本当の狙いとは?人間、妖怪、世界のモンスター、そして“出しちゃいけないでっかいヤツ”も巻き込んだ、新時代の“妖怪大戦争”が始まる!

©2021『妖怪大戦争』ガーディアンズ