【全文掲載】EXILE TAKAHIRO、股間から蛾に侵入され叫び声!「蛾はちょっと怖い」

MC:ありがとうございます。では、ここから映画について伺っていきたいと思います。まだ上映前ということで、いろいろとネタバレがある作品です。皆さん気を付けて、言うまでもなくなんですけれどもよろしくお願いいたします。まずは、誰もが耳にしたことのある歴史上の人物・織田信長を3人で演じられました皆さん。初めてオファーが来たときのお気持ちを改めてTAKAHIROさんから伺ってもよろしいですか。

TAKAHIRO:はい!誰もが知る戦国武将・織田信長ということで、本当にプレッシャーを感じたんですけど、それと共に企画を聞かせていただいて、すごく楽しそうな世界観だなとワクワクしながら撮影初日を迎えました。

MC:歴史上の人物、しかも織田信長を演じるということについてはどうでしたか?

TAKAHIRO:もちろん教科書とかで勉強はしたことはあります。ただ今回、映画で演じることによって、織田信長という人間の人となりというか性質だったりとか、逆により一層興味がわきまして。それからテレビを観てても“織田信長”という名前が出るたびに、ちょっと体が反応するというか。そういった意味ではこの作品と出会えてとても嬉しかったなと思っています。

MC:劇中でもいろんな性格、特徴が出てきますからね。より身近に感じられますよね。市原さんはいかがでしたか?

市原:本が面白かったので、早く(撮影に)入りたかったです。時代物っていうのは、当時の風景とか人物、出来事を見た方は誰もいないんです。だからこそロマンがあるんですよね。この『3人の信長』は、我々の一つの答えとして受け止めていただけたら嬉しいです。そして作品の中で、「大将が自分の命を懸けるからこそ俺たちも命がけになれるんだ。俺たちはその背中に惚れちまった」っていう台詞があるんですけれども、その台詞がすごく好きで。今、令和になって、これからも誰かが一生懸命頑張って努力する、そういう環境がある時代であって欲しいと、そしてそんな方を命懸けで支えたり応援できる方がいる時代であって欲しいと思いました。前代未聞の時代劇エンターテインメントとなってますので、早く観ていただきたいです。

MC:信長を演じられるということについては改めていかがでしたか?

市原:いや、「僕で良いのか」というのが率直な感想なんですけれども。“時代劇”っていう概念を覆すほどの世界観があるので、本当にびっくりしました。ザ・王道のエンターテインメントとして楽しかったです。

MC:誰も見たことがない信長ですよね、これはね。岡田さんはいかがでしたか?監督とは長いお付き合いなんですよね?

岡田:そうですね。企画として、試みとしてすごく面白いなあと思いました。タイトルもそうですけど、『3人の信長』ってどういう話なんだろうと思って、台本をいただいて、この3人でやれるっていうことも話を受けたときに、率直にやはり嬉しかったですね。新しい試みが出来るというか、チャレンジが出来ると思ったので本当に嬉しかったです。

MC:織田信長を3人で演じるということについてはいかがでしたか?

岡田:不思議でしたよね。共通点もあるんですけど、3人でやれば三者三様といいますか、そういう見え方にもなるので、観てくださる方にも面白さは伝わるとは思います。

MC:ありがとうございます。そして髙嶋さん。3人の信長と共演されるわけじゃないですか。これはどういった感覚でしたか?

髙嶋:いやこれ、未だかつてないですよ。実際ね、大河とか時代劇の映画でも、「影武者がいる」っていう台詞はあるんですけれども、その影武者が3人も出るっていうのは見たことがないですね。黒澤(明)監督の『影武者』って一人だけだったんですけども、まあ貴重な体験ですよね。で、この3人がね、もう息ピッタリでね。素晴らしかったですよね。でも、笑える。でも、本格時代劇という。だから、今日は皆あれじゃないですか、興奮して夜寝られないと思いますよ。

TAKAHIRO:いや、普通のこと言ってるんですけど、髙嶋さんが言うとどうしても…(笑)。さっき、ドキドキを通り越してムラムラするって(仰ってましたよね)。

髙嶋:ムラムラする(笑)。でこの作品、監督が読み合わせをしたいということで、早い段階で舞台の稽古みたいに皆で読み合わせをしたんですよ。その時の監督が書いた脚本も素晴らしかったんですけれども、そこでのディスカッションの中で生まれた台詞が生きてて、これがアドリブのように聞こえるというね。そんなことも言われてすごい嬉しかった。やっぱり監督の才能がすごいですね。素晴らしいなと思います。で、聞いたら初監督だっていうんで、いやびっくりしました。

渡辺監督:とんでもないです。ありがとうございます。

髙嶋:まだ話していいですか?

MC:もちろんです大丈夫です(笑)。

髙嶋:あと現場でこの3人(TAKAHIRO、市原、岡田)がね、大人のセクシーなジョークに反応して良いリアクションして。むちゃくちゃ楽しかった。ありがとうございました。

TAKAHIRO:髙嶋さん、こう一人でムラムラされてますけど、僕らは終始ヒヤヒヤしてますから。

髙嶋:ヒヤヒヤ?ヒヤヒヤでもうお腹いっぱいみたいな?

TAKAHIRO:(苦笑)。

髙嶋:ね、良かったです。ありがとうございます。

MC:TAKAHIROさん、今もヒヤヒヤしてるってことですか?

TAKAHIRO:あの、現場でも本当にすごかったんで。髙嶋さんは見たことないくらいジェントルマンなんですけど、淡々と下ネタを仰るんで…。

髙嶋:違う、大人のセクシーなジョークね。

TAKAHIRO:ああ!はい、すいません。表現間違えました。だから今日も何を仰るかちょっと…。

髙嶋:大丈夫です。つい最近、映画の会見でクレーム来たことあるんで。今日は気を付けます。

TAKAHIRO:あはは!(笑)

MC:大丈夫そうですね、今日はね。TAKAHIROさん、市原さん、岡田さんと共演されて印象的だったエピソードって、その大人のセクシーなジョーク以外に何かありますか?

髙嶋:あのですね、もう3人は演技が素晴らしいんですけど、何が嬉しかったかって、TAKAHIROさんからのクレープ屋一軒差し入れ!これは最高でしたね。僕は普段クレープ食べないんですけど、甘いのと、ソーセージとチーズが挟まったしょっぱいの2つも食べちゃいました。あれは嬉しかったですね、ありがとうございます。

MC:TAKAHIROさん、差し入れはクレープだったんですね。しかも丸ごと。

TAKAHIRO:そうですね。島根の方で撮影させていただいたんですけど、本当に山奥だったので、もちろんお店も無いですしスケジュールも結構大変で、タイトで暑い中皆で撮影してたので、何か喜んでいただけるものをささやかながらやれたらなっていう思いで、はい。