(舛添要一が登場)
白石:すごい、ざわつきましたね(笑)。
MC:それでは、ご挨拶をお願いします。
舛添:皆さん、こんばんは。今日はよくいらしてくださいました。ありがとうございます。大変面白い映画になったと思います。ありがとうございます。
MC:今回この映画で、どのような役を演じたのですか?
舛添:元東京都知事で、麻雀五輪の解説者という役割で出ております。
MCの:今回の役を演じられて、いかがでしたか?
舛添:若い時に何度か映画に出たことはあるんですけども、自分の役を自分でやれと言われたのは初めてで大変難しかったです。
白石:いやもう、堂々たる感じで(笑)。麻雀五輪というのがあるんですけど、その開会宣言もやってもらってますので、見どころのひとつかなと思います(笑)。
MC:オファーを受けたときはどのようなお気持ちだったのですか?
舛添:世の中、暗いことがあるから、皆んなで楽しくすればいいなと思って、台本も非常に良く出来ていましたし、大変良い出来だと思っております。
MC:斎藤さん、改めて舛添さんも登場して皆さんビックリされるかと思うんですけど。
斎藤:はい、センセーショナルなシーンになっています。おかげさまで(笑)。
MC:お楽しみいただければと思います。そして今日はもう一つ嬉しい発表がございます。本作は北京国際映画祭での公式上映が決定しました! おめでとうございます! それでは、最後に皆さんを代表して斎藤工さんにご挨拶をいただきたいと思います。
斎藤:僕も今日知ったんですけど、この朗報は。麻雀はもともと中国から来たものなので、その中国でこの作品が上映されるということは故・阿佐田哲也さんへのはなむけになるのではないかと思います。ここにたどり着くまでは、構想十年と書いてありますが、今日も来てくださっている阿佐田様の奥様と2人でお話をして、僕がいかに「麻雀放浪記」に影響を受けてきたかという話をしたところから始まって、本当にそこからいろいろなことがありました。これだけの素晴らしい原作、そして傑作がある中で、もう一度リメイクする意味という、反対する人の方が正直多くて、それもそうかなと思いながらも白石和彌監督を初め、佐藤佐吉さんや素晴らしいプロデューサーたちが支えてくださって、本当に七転び八起きじゃないですけど、執拗な苦労を経験して、その都度立ち上がれたのは、前を歩けたのは、どこが阿佐田哲也さんが、背中を押し続けてくれていたんじゃないかと、今、初日を迎えて心から思います。ここからは、客席の皆様のものになっていくと思います。『麻雀放浪記2020』、皆さんもぜひ育ててやってください。本日はご来場ありがとうございました!
MC:ありがとうございました!
この舞台挨拶終了後、劇場ロビーにて、斎藤工と白石監督が囲み取材に応じた。