【全起こし】斎藤工、映画公開まで七転び八起き「阿佐田哲也さんが背中を押してくれた」映画『麻雀放浪記2020』初日舞台挨拶&囲み取材レポート 全文掲載

MC:ありがとうございます。改めて、音尾さん。

音尾:はい。この映画は試写をやらなかったので、見損ねたらずっと観られず、今日のお昼にここで観たんですよ。K列の12番。あなたの場所に座ってました。あまりの面白い映画に、いろんな汁が出たわけで、汁が染み付いていると思いますけど(笑)。面白いですね、この映画は。こう言って良いかは分かりませんけれども、ある意味くだらないシーンしかないので、いらないシーンばかりと言えば、そう言っても良いような映画ではございます。とうとう白石監督がこういういらないシーンいっぱいの映画を撮ったなあと。でもそれが好きだったなあ、撮ってるのも。そんな流れでなんですど、やっぱりこの映画をさらに面白くしているのは竹中さんだなと思いました。竹中さんが良いですね(笑)。すべてのシーンが最高です(笑)。

竹中:ありがとうございます(笑)。嬉しいです。

MC:ちなみに音尾さん、お客さんの反応ってどんな感じでしたか?

音尾:結構笑ってましたよ。ちゃんと楽しんでいる感じでした。

MC:「最高」だと言われた竹中さん。

竹中:私はなんと言っても、工くんが煮えたぎる熱湯しゃぶしゃぶの中に手を突っ込んで、しゃぶしゃぶを食べるシーンが、本当に圧倒されましたね。本当にすごかった。現場でもすごかったですが。映像になるとまたすごいというか。後は体育くんの存在感にも圧倒されました。また、浜野謙太みたいになっちゃうのかなと思って。ベッキーも久しぶりに共演したんだけど、圧倒的に不愉快で素敵な女優さんで…

ベッキー:あのお!感じ悪いですよ!

竹中:ちょっと指差さないでいいから。

ベッキー:感じ悪い、感じ悪い。

竹中:失敬だな、年上だぞ。…失礼しました(笑)。な、音尾? ありがとうございます(笑)。失礼しました。

MC:斎藤さん、本当に熱かったのですか?

斎藤:そうですね、言われてみればそうだった気がしますね。数秒ならいけると思って、トライした気がしますけどね。

MC:監督はどう言ってたんですか?

斎藤:どうでしたっけね?

白石:一応、失礼だなと思って熱湯にしておいたんですけど。

斎藤:ありがとうございます(笑)。

白石:何もなかったので、大丈夫な人なんだなと思いながら撮ってました(笑)。

竹中:でも現場で卵が上手く割れなくて、何度もNG出して、何度も熱湯に指入れたでしょ?

斎藤:そうですね、だいぶ右手の新陳代謝が良くなって(笑)。