草刈正雄、ジャージ姿でラジオ体操へ!&牛の着ぐるみで便利屋稼業!?『体操しようよ』場面写真

南極ロケに挑んだ超大作『復活の日』、ゴージャスなレーサーを演じた『汚れた英雄』から30数年、NHK大河ドラマ「真田丸」での“男前だけどお茶目”キャラで人気が再燃した草刈正雄が、7年ぶりに映画主演を果たす『体操しようよ』が11月9日より全国ロードショーとなる。このほど、本作の場面写真がお披露目となった。

草刈が演じるのは、定年退職し“はじめての家事”“地域デビュー”に果敢(?)に挑むシングルファーザー・佐野道太郎(60歳 通称:ミッチー)。本作では、道太郎がひょんなことから地元の公園でラジオ体操デビューし、これまで知らなかった様々な世代や立場の人々と関わり、体操会のマドンナへのほのかな恋心を抱くなど、新たな世界を知り変わっていく姿を描く。監督は、『ディアーディアー』『ハローグッバイ』の菊地健雄が務める。

場面写真で捉えているのは、一緒にラジオ体操に向かう道太郎(草刈正雄)と娘の弓子(木村文乃)のほか、定年退職の送別会で酔っ払ってしまい、公園でうっかり眠ってしまった道太郎が、翌朝、ラジオ体操会ののぞみ(和久井映見)と出会い、初めて地元のラジオ体操会を知るシーン。そして、“便利屋”の仕事を得て、約30歳年下の同僚・馬場薫(渡辺大知)と牛の着ぐるみを着て肉屋の店頭販促をする道太郎に、体操会会長で便利屋の社長でもある神田(きたろう)がボーイスカウト姿で牛の鳴き声を伝授している場面が収められている。

『体操しようよ』
11月9日(金)全国ロードショー
監督:菊地健雄
脚本:和田清人 春藤忠温
出演:草刈正雄 木村文乃 きたろう 渡辺大知 和久井映見
配給:東急レクリエーション

【ストーリー】 38年間無遅刻無欠勤、真面目だけが取り柄の会社員・佐野道太郎(草刈正雄)。18年前に妻を亡くし、しっかり者の娘・弓子(木村文乃)と2人暮らし。定年退職後「これからは自由に生きるぞ!」と意気込むものの、実際には何をしていいのか途方にくれ、しかも一人娘の弓子から「佐野家の新しい主夫は、お父さんです!」と宣言され家事担当に。ある日地元のラジオ体操会に参加したことで人生の風向きがかわっていく。体操会のマドンナのぞみ(和久井映見)に胸ときめかせ、彼女からの紹介でラジオ体操会会長の神田(きたろう)が営む便利屋の仕事を得て、年下の同僚で天文マニアの馬場薫(渡辺大知)と、地域の人々の様々な依頼を不器用ながらも取り組むことに。何事にも一生懸命だけど不器用な道太郎が、周囲から叱咤激励されながら人生を謳歌していく。

©2018『体操しようよ』製作委員会